契約結婚

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  • 同タイトルの短編を連載化しました。 よろしくお願いします。 「君を愛する事はできない」 新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。 貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。 元々貧乏男爵家の次女のシルフィーナに、良縁など望むべくもないことはよく理解しているつもりで。 それでもまさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。 決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。 それもあって本人の希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ両親と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。 何かを期待をしていた訳では無いのです。 幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。 貴族女性の人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。 だから。縁談の話があったのも、ひとえに彼女のその魔力量を買われたのだと、 魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。 それなのに。 「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」 とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。 まさか世継ぎを残す義務さえも課せられないとは、思ってもいなくって。 「それって要するに、ただのお飾り妻ってことですか!?」 「何故わたくしに白羽の矢が立ったのですか!? どうして!?」 事情もわからずただただやるせない気持ちになるシルフィーナでした。 それでも、侯爵夫人としての務めは果たそうと、頑張ろうと思うのでしたが……。 番外編スタートです。 終わったら第二部も行きますね。

    読了目安時間:2時間33分

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  • 誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで

    独りの女の子が幸せを掴むまでの物語

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    2022年5月28日更新

    『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑称だ。 その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。 骨まで見えそうなほど痩せ細った体躯に、不健康な肌色、ドレスは薄汚れている。 義母と腹違いの妹に虐げられ、食事もロクに与えられず、離れに隔離され続けたためだ。 陞爵を目指すハグル家にとって、侍女との不貞によって生まれたアメリアはお荷物でしかなかった。 誰からも愛されず必要とされず、あとは朽ち果てるだけの日々。 今日も一日一回の貧相な食事の足しになればと、庭園の雑草を採取していたある日、アメリアに婚約の話が舞い込む。 お相手は、社交会で『暴虐公爵』と悪名高いローガン公爵。 「この結婚に愛はない」と、当初はドライに接してくるローガンだったが……。 「なんだそのボロボロのドレスは。この金で新しいドレスを買え」「なぜ一食しか食べようとしない。しっかりと三食摂れ」 ちょっぴり口は悪いものの、根は優しく誠実なローガンは幸薄いアメリアを無自覚に溺愛していく。 その上ローガンは、アメリアが絶望的な人生の中で培った”ある能力”にも気づき始め……。 「ハグル家はこんな逸材を押し込めていたのか……国家レベルの損失だ……」「あの……旦那様?」 これは、愛されなかった令嬢が、ちょっぴり言葉はきついけれど優しい公爵に不器用ながらも溺愛され、無自覚に持っていた能力を認められ、幸せになっていく話。

    読了目安時間:30分

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  • 「君を愛する事はできない」 新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。 貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。 元々貧乏男爵家の次女のわたくしには良縁など望むべくもないとは理解しておりました。 まさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。 決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。 それもあってわたくしの希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ父と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。 何かを期待をしていた訳では無いのです。 幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。 わたくしの人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。 女が魔法など覚えなくともいい それが父の口癖でした。 洗礼式での魔力測定ではそれなりに高い数値が出たわたくし。 わたくしにこうした縁談の話があったのも、ひとえにこの魔力量を買われたのだと思っておりました。 魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。 だから。 「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」 とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。 新婚初夜です。 本当に、わたくしが何かを期待していた訳ではないのです。 それでも、ですよ? 妻として侯爵家に嫁いできた身としてまさか世継ぎを残す義務をも課されないとは思わないじゃ無いですか。 もちろんわたくしにそんな経験があるわけではありません。 それでもです。 こんなふうに嫁ぐ事になって、乳母のミーシャから色々教えて貰って。 初夜におこなわれる事についてはレクチャーを受けて、覚悟してきたのです。 いくらなんでもあんまりじゃないでしょうか。 わたくしの覚悟は、どうすればいいというのでしょう?

    読了目安時間:16分

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  • アフタヌーンの秘薬

    偽装婚約のオフィスラブです。

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    2021年4月10日更新

    カフェ店員として働く梨香はある日突然現れた龍峯聡次郎という男に「婚約者のふりをしてほしい」と頼まれる。政略結婚を断るために自分で決めた婚約者がいる設定にしてほしいと言われる。 偽婚約者の契約をすれば謝礼をくれると言う話に、不審に思いつつも金銭的に余裕のない生活から抜け出すために聡次郎のお願いを引き受ける。 すると連れてこられたのは老舗お茶屋の『龍峯茶園』。聡次郎はここの専務だった。 聡次郎は政略結婚を押し通そうとする母親に抵抗するために日本茶とは関係のないカフェで働く梨香と結婚すると主張する。 老舗の龍峯茶園専務の婚約者になるためにはお茶も学んでもらわなければいけない、と聡次郎の母親に無理矢理働かされることに。今まで興味もなかった日本茶を扱う仕事に戸惑いつつも日本茶の魅力を学んでいく梨香。 契約を持ち掛けてきたのは聡次郎なのに梨香に厳しく接する態度にくじけそうになると、時には契約とは思えないほど婚約者らしく優しく触れてくる聡次郎に徐々に心を開いていく。 聡次郎にお茶を淹れること、共に過ごす時間が心地良くなってくる。 契約ではなくて本当に結婚しようと言われて心が揺れ、聡次郎との未来を真剣に考え始める。 お茶を扱う仕事の楽しさを知って、聡次郎との関係も順調な頃、聡次郎の本当の婚約者が現れる。龍峯茶園にとって文句のない婚約者に、聡次郎から身を引こうと決意する。 けれど聡次郎は梨香を婚約者に選んだのは単純な理由じゃない、一生そばに居たい、と梨香へ気持ちをぶつける。

    読了目安時間:4時間20分

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  • 出戻り貴族女と結婚した男、愛人を作る夫と恋に一途な女の人生とは

    楽しんで読んで頂けたら幸いです。

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    2020年12月31日更新

    貴族女性、フランシーヌ、一度目は夫が病に倒れた後実家に戻ったが、そこで恋に落ちた。 二度目は契約結婚で、でも彼女は最後に幸せを掴む話です。

    読了目安時間:11分

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