――これで信じてくれましたか。 ――僕が未来からやってきたということ。 ――……父さん。 ハタチの誕生日に俺の前に現れた少女・ミコト。 野良猫みたいに図々しい彼女は未来からやってきた俺の娘だと名乗った。 母親を探しているようすのミコトに協力することにした俺は母親候補の藤枝三姉妹が暮らす邸で住込みバイトを始めることに。 愛人の子であることに負い目を感じている三女・藤枝 千鶴。 三女・千鶴と仲良くなりたい次女・藤枝 夏希。 二人に協力したい俺だけど、父親の女好きが原因で男嫌い・妹に超過保護な長女・藤枝 秋穂が立ちふさがる。 ――妹たちに近付かないようにしてください。 ――不必要に話しかけたり、下心を持って近付こうとしたり、万が一にも手を出すようなことがありましたら……。 ありましたら……せん馬(去勢)の危機って何ソレ!? しかも、ミコトの本当の目的は俺と母親との仲を邪魔すること!!? ――これで父さんも一巻の終わりです。 ――秋穂にせん馬にされるか、最悪でも追い出されるでしょう。 いやいやいや! 最悪なのは、せん馬の方だろ!! 未来からやってきた俺の娘(?)とその母親候補三姉妹――。 四人の少女たちに振り回される物語。 *** この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816700429533351304)、 小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n2199hj/)でも公開、完結済みです。 一気読みしたい方はそちらもどうぞ(/・ω・)/
読了目安時間:3時間51分
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