湖の女神の加護で栄える、湖畔の街エンカステ。 女神カサリオティスは百年に一度、「降臨祭」の三日間だけ、人の姿をとって街を訪れる。 女神と神殿を守護する「水晶騎士」のひとり、エイフィ・フォン・ピストは、あるきっかけから降臨したばかりの女神に懐かれる。 女神が百年前に飲んだという「おいしいスープ」を求め、エイフィたちは祭りに沸く街を探索する。 しかし街路や店を共に巡るうち、エイフィは女神の孤独を知ることとなる…… ほのぼのしつつも非日常、和みながらも徐々にシリアス。 女神と女騎士の微百合物語です。 週二回・月曜と木曜に更新予定です。 ネーミング・世界観設定協力: 卯月 兎京様 表紙画像: morguefile.com http://mrg.bz/oGPjSv ※昔のヨーロッパ風世界観ですが、話の都合上トマトが登場します。ご了承ください。 (こちらは私自身の判断で入れていますので、世界観協力の方とは無関係です)
読了目安時間:57分
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