「だでもいないね」 ちいさなへやをのぞくきみの そのひとりよがりな こころぼそさに じしんまんまんな つよきなたいどを ゆらゆらゆれるせんないで ゆれるがらすをみつめてた あおいガラスはみえなくて でもみえるんだよとつよがって おおきなそらを いまいるばしょを たしかめるように よちよちよちよち そういうふうにみえてしまう 「だでもいないね」 なんどもなんどもくりかえす じょうききかんのちみつなこうぞう それにきみはおどろいてみせる いやいやいやいや よくいうけれど どんなせかいをみてるのかなあ
読了目安時間:2分
この作品を読む