もしもの話。 とある日、あなたは目を覚めて、見知らぬ天井を見えた。 ベッドシーツも、好きなキャラクターではなく、無地なシーツになった。 いつもベッドに置いてるぬいぐるみはなくなって、 その代わりに最新のスマホがある。 あなたが時計を探してみたけど、いつもの場所には置いてなかった。 スマホを見ると、もう10時以降だった。 あなたの記憶に、我が家のルールとして、9時になると全員も起きないといけない。しかし、今日は9時まで寝ても親に起こされなかった。 あなたは、自分の左手の手首を強く握ってみた。 痛みを感じたから、ここは夢じゃなく、現実だったとわかった。 昨日寝る前の光景を思い出し、目の前にある見知らぬ景色を比べてみた。 全然違うんだ。 こんな時、あなたは、 昨日の自分と今日の自分は、同じだと信じるでしょうか。
読了目安時間:2時間10分
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