車よりもバイクが各家庭に浸透した世界。そこでは生活の一部になるほどバイクが用いられていた。 バイクが主流となる事でバイクレースにもスポットが当たり、それは学校教育にも変化を見せていたのだった。 ホンダ資立翔紅学園。 ここは、世界的大企業でありモーターサイクルの一大メーカーである「本田技術工業株式会社」が100%出資し運営する中高一貫学園である。 そこでは、全国より集められた少女たちが、ホンダ製のバイクを駆りその運転技術を高める為に日夜切磋琢磨していた。 そして「一ノ瀬千迅」と「速水紅音」も、そんなバイクレースに青春を掛ける少女たちであった。 彼女達の目標はズバリ、レースに出て勝つ事。プロになり国際ライセンスを得ればいずれは世界を舞台としたワールドGPにも参加出来る、千迅と紅音の最終的な目標でもある。 その為に2人を始めとした多くの少女たちが、日々0.1秒でも速くコースを駆け抜ける為の技術向上に勤しんでいたのだった。 モーターサイクルレースを舞台にした青春群像劇です(*´ω`*) バイクに興味のない方や詳しくない方でも出来るだけ分かる様な描写を心がけていますが、それでも分かりにくいようならゴメンナサイ。 (´・ω・`) ※この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「カクヨム」でも同時公開しています。 ※残念ながら、この作品にはキャッキャウフフにイヤーンなシーンはまず出てきません。 ※登場する人物や団体、企業や学校名などの名称は全てフィクションであり、現実のものとは一切関係ございません。
読了目安時間:5時間6分
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