『その件につきましては、次回までの宿題とさせていただきます』 いつからだろう、『宿題』の意味が変わったのは。 花の学生時代は終わり、大人になり、アリエムは両親の遺志と会社を継いだ。 何不自由ない生活、充実した日々。 しかし一族の『宿題』はアリエムに否応なく迫ってくる。 『蒼空世界のメカ娘が、いつか人と同じく歩めるように』 奉姫……蒼空世界の従者として生み出されたメカ娘が、人と同じ地位を得る。 そんな日は本当に来るのか? はたしてそれは正しい答えなのか? 彼女は墓参りの墓標に問いかけた。 ―――――――――――――――――――― ・ノベルアッププラス『夏の五大小説マラソン』出展短編。 ・拙作『蒼空世界のメカ娘~レミエと神とあの空の話』(https://novelup.plus/story/849551301)と舞台・世界設定を共有していますが、本作だけでも短編SF・ファンタジーとしてお楽しみいただけます。 ・拙作の『夏の5大小説マラソン短編』過去四作のエピローグも兼ねています。過去作と合わせてお読みいただけましたら幸いです。 https://novelup.plus/search?q=%E3%80%90%E5%A4%8F%E3%81%AE%E4%BA%94%E5%A4%A7%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%80%91+%E8%92%BC%E7%A9%BA%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E5%A8%98%E5%A4%96%E5%85%B8
読了目安時間:5分
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