高校2年生の川崎美琴は、内気な文学少年。 日頃から酷いいじめを受けていて、傷が耐えない生活を送っていた。 そんなある日、美琴の担任である宮木宗夜が救いの手を差し伸べた。 それから、美琴と宗夜は徐々に心を通わせていき、危険ながらも幸せな生活を送る2人。 でも、宗夜には秘密があって……。 「先生、僕のこと子ども扱いしないでください」 これは、生徒×教師の切ない恋の物語。 この小説は、私が初めて書くBL小説です。 今までは、BLは漫画や小説で読んできました。BLは、NLでは味わえない、同性愛を題材としたからこその切なさ、心苦しさがあります。さらに、教師と生徒の禁断の恋愛といった要素も足すことで、読者様方により一層切ない気持ちになって頂きたいと思います。 さて、本小説の内容ですが、大まかな内容は上記のあらすじの通りになります。クラスの隅で、本を読んでいるようなひとりぼっちの男の子、それが川崎美琴という人物です。本作における主人公の1人となります。いじめは高校1年生から続いていて、無視をされる、物を隠されるのはもちろん殴られる、蹴られるなどの暴力を受けています。高校2年生となり、より一層 いじめはエスカレート、ついに美琴は不登校になってしまいます。そんな時、新任教師である宮木宗夜が現れ、美琴に希望を与えます。最初の頃、美琴が宗夜に抱いていたのは尊敬の心でしたが、それがだんだん恋へと成っていきます。宗夜も、美琴のことを好いており、恋は実るのですが、その後に待っていたのは残酷な運命でした。2人の結末がどうなってしまうのか、そこが見所です。 テーマはお題フリーにさせて頂きました。 出来ればどうぞ、お読みくださいませ。
読了目安時間:11分
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