フードを被った一人の少女が、西武の町に現れた。 彼女はメア。とある理由で世界を彷徨う旅人(リーパー)だ。 メアと旅する少年ハルはそんな彼女と通ずる理由で、共に生きてる残滓の兵士(ロードメイカー)。 二人は死んだも同然な……世界をひたすら歩いていた。 “けじめ”をつけるため、そして自分が生きてる意味を、自分が必ず見つけるために―――。 途方もない有限と無限の時間が交わるとき、世界という“絶望”に“希望”の発芽は芽生えるか? 広大な世界の中の、小さき“孤島”の物語―――。
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