前世の記憶が残ったまま生まれ変わった五歳児の主人公。 彼には一つだけ、前世でやり残したことがあった。 その事を成し遂げるために前世の記憶が残ったのだろう。そう思った彼は大人になったのち、それを成し遂げようと考えた。 ――しかし、成長とともに記憶が薄れつつあることを知り、それほど長く持たないことを悟る。 そのため五歳児という今の体で前世にやり残したことを成し遂げなければいけないことに。 果たして、少年(中身おっさん)は前世でのやり残したことを成し遂げることができるのか⁉
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