生と豊穣を司る女神を奉じた小さな国は、死と再生を司る神に仕える老帝に侵略される前に、自ら滅びました。 そうして生き残ったのは、たった一人のお姫様。 お姫様を守るのが夢だった騎士は、滅んだ国で彼だけのお姫様を拾いました。 そして、お姫様には王子様!! の思い込みで、騎士は、死霊を統べるお城から王子様を拾ってきましたとさ。 ――ところで、お姫様の周りには、実は亡霊な小姑軍団がいたのです。 死と再生の神から恩寵を与えられた王子様のおかげで、誰にも見えなかった小姑軍団は、生きているみんなと話せるようになったのでした。 【死霊の王と亡国の姫君と小姑軍団のあれやこれや】 *なろうでも投稿中。
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