注意! この作品は、神様に便利な力を貰って俺TUEE! 系作品が好きな人が読むと不快になる可能性があります。 その手の作品に、違和感を感じる人や、飽きた人向けです。 ネノカタス大陸にある各国は、魔王軍の侵攻に対するため、1000年前の勇者が来た世界から、新たな勇者を召喚する。 これまで召喚されたのは、自称平凡な高校生、大学生、社会人。 だが、平凡と自称しつつ、脳内はゲームや異世界転移の物語に常識を毒されていた。 弱い魔物を倒せば強くなれる。戦っていれば自然に魔法を覚える。その内、特殊な力に目覚める。 そんな、非常識な現象を信じていた。 しかし、この世界に、レベルアップや、戦い方も知らない人間に力を与えてくれる都合の良い神はいない。 それに気付かず、彼らは自信満々に魔王を倒すと意気込み、ゲームの定番の行動を始める。 全く役に立たない勇者に疑問が浮かぶ中、最後の勇者が召喚される。 彼は、農家であり、猟師であり、武術家であり、戦国時代に憧れる戦闘狂であった。 そして、サブカルチャーに無知であったため、この世界の人々と一緒に軍人として戦争に参加することを決意する。 平和な社会に馴染めず、命のやり取りをしている中世で生きていくのに適した主人公が、その中で人として成長して行く……はず。 追記 小説家になろうにも投稿しています。
読了目安時間:10時間13分
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