ゼス「皆様、初めまして。当物語主人公のゼスです。」 クヴィェチナ「ヒロインのクヴィェチナよっ。」 ルーチェ「あ、あの、ルーチェと申します。」 クヴィェチナ「ああもう、ルーチェったら相変わらず固いんだから。 で、この物語なんだけど、基本的に転生とか転移とかはないわよ?」 ゼス「作者によると、昔ながらのファンタジーを目指しているそうです。」 ゲヘゲラーデン「そもそもの問題として、転移はまだしも転生は普通異世界には飛ぶものではないからの。」 ゼス「あ、師匠。」 ゲヘゲラーデン「ああ、紹介が遅れたの。ゲヘゲラーデンじゃ。」 クヴィェチナ「とまあ、こんな感じで平和なビダーヤ村だったんだけど、ちょっとしたことから事件が起きるわ。」 ゼス「で、話の内容なんですが……」 1/26 今日から、ゲヘゲラーデン師匠に精霊魔法を教わることになった。 父ちゃんの紹介とはいえ、そもそも僕はあまり魔法は得意ではない。 もちろん、今の世の中魔法が使えなければ目指す先が限られてくるんだけど、 別の師匠から認定ももらったし、そもそも戦力にすらならないということは あまり考えたくない。それに、読み書きはこんな感じで順調だし、 魔法もいずれできるようになると思うんだけど。 「えぇと、確か"ところで"の綴りは……」 ……しばらくして。 「よし、本日の日記終わり! さて、明日の師匠の訓練内容は……」 ゼス「と、第一章第一節より前まではこんな感じで平和な村になっています。」 クヴィェチナ「ね、平和でしょ?」 ルーチェ「そうですね。ゼスさんもクヴィェチナさんも、そもそも何で旅立つことになったんですか?」 クヴィェチナ「あんたもでしょーが。……ま、それは見てのお楽しみね。」 ゼス「それでは、第一章第一節はこちらになります。」 NEXT POINT⇒ゼス、ゲヘゲラーデンに魔法を習い、自身の欠点を指摘されるのこと。 ---------------- 【作者が考える作品のセールスポイント】 1.最強の師を超えようと奮闘する少年の活躍 2.転生者、転移者などの邪魔者のいない古式ゆかしいファンタジー 3.読み解いていくと判明する、濃厚にしてコクのある設定 ----------------
読了目安時間:3時間21分
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