建国以来180年。王国は平和が保たれていた。 しかし、その日、王国全土の城で一斉に門が閉じられる。 今まで一度も閉ざされたことのなかった門が閉じる―― ただ門が閉じられただけ。 そのことが、人々の暮らしを一変させる。 城内に潜む鉄の兵士。機兵―― 機械の兵士との戦いから人間同士の戦いへ。 戦いはその規模を増し、王国全土の覇権をかけた争いへと発展していく―― 辺境の地でくすぶっていた男は乱世に何の夢を見たか。 少年の王は、何の夢を見たか―― 乱世に生きざるを得なかった人々の歴史を描きたいと思っています。 ※10/17 第8章「決意」順次公開 ※次章、第9章は11/22(日)公開予定です なお、この小説は、作者が以前ドはまりしていたオンラインゲーム「ブラウザ三国志」から着想を得た空想歴史小説であり、同作品に対するオマージュです。 舞台は古代中国風ですが、「科学文明滅亡後」を想定しており、設定の都合上、カタカナを用いておりません。 ですので、多少読み辛いころがあるかと思いますが、なるべく多くルビを振って分かりやすく書いていきたいと思っています。 以上、長くなりましたが、お付き合いいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします! (※7/3「字下げ」修正しました)