天翔ける街
棗颯介
現代/その他ファンタジー
長編
7話
32,767字
2021年8月28日更新
【棗颯介一周年記念作品】 いつの頃からか上空に《竜》が現れた東京・池袋。 竜の出現と共に数多の都市伝説が溢れかえった池袋の街で一際人々の注目を集めていたのは、売れば百億円の価値になるという竜の目から稀に零れ落ちると噂される宝石・《竜の涙》だった。 街のランドマークと化していた竜が目当ての観光客が賑わっていた池袋で、あるニュースが街を錯綜する。 ———《竜の涙》が街で見つかった。 池袋の空を翔ける都市伝説は何も語らず、ただ静かに街と人々を見下ろしていた。
読了目安時間:1時間6分
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