棗颯介

検索結果:65件

  • It's a Truth World

    僕らは世界に囚われている。

    10,700

    130


    2023年4月29日更新

    何気なく手に取った一冊の本。 そこにはそれまでの僕の虚偽を塗り替える“世界”があった。

    読了目安時間:13分

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  • 君と僕の知らない物語

    それはどこかで繋がっている。

    3,500

    60


    2023年4月16日更新

    • 性的表現あり

    読了目安時間:36分

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  • stay.

    俺は見送る側で結構だ。

    1,500

    0


    2023年2月12日更新

    フリーターの小暮直幸は高収入アルバイトとして紹介されたとある研究所の実験に参加する。 そこは閉じ込められた全員の同意がなければ出られない部屋。 直幸は初対面の女性・葵と奇妙な共同生活を送る。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:18分

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  • サンタの服が赤い理由

    サンタだって人なんだ。

    3,010

    85


    2022年12月24日更新

    能力不足からサンタクロースのクビを宣告された俺は、今年の聖夜が最後の仕事となった。 プレゼントの配達中に訪れたとある家のベッドで眠っていた少年に姿を見られてしまうが、少年は“欲しいもの”が欲しいのだという。

    読了目安時間:11分

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  • 風の旅立つ場所

    疾く忘れてくれ。

    10,900

    250


    2022年11月20日更新

    気付くと“僕”はこの島にいた。海に囲まれた牢獄。今生で役目を終えた命が次の始まりを待つ場所。 島の中心に聳え立つ時計塔の針は、僕がここに来た時からずっと零時一分を指し続けていた。 あと一人、たった一人だけが死んだ僕をずっと憶えている。 なんて迷惑な話だ。

    読了目安時間:19分

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  • TWO

    永遠なんて、ないんだ。

    5,200

    0


    2022年11月7日更新

    俺にはそれなりに長い付き合いになる、生意気な友達がいる。連絡はたまに取り合うだけ、会うのはせいぜい年に一度の、曖昧な関係の女。別に、居なくなっても構わないと思っていたはずだったのに。

    読了目安時間:5分

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  • Calling

    死神の心、折れ知らず。

    2,900

    0


    2022年10月26日更新

    先祖が交わした盟約により、御家の繁栄と引き換えに代々の子孫が二十歳を迎える日に“身体のどこか”を失うことが義務付けられた桜庭家。 現在の長子である青年・清司もまた成人の日を間近に控えていた。

    読了目安時間:24分

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  • きみのこえ

    俺の『言葉』に力なんてない。

    9,200

    20


    2022年9月10日更新

    言葉の力を信じられなくなり、他人と対話することを避けるようになった少年・翔馬は、幼馴染で口のきけなくなった少女・澪に付きまとわれていた。

    読了目安時間:7分

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  • それでも、小説は書かない

    欲望を解き放て。

    7,500

    30


    2022年9月8日更新

    大した情熱も持たないままベストセラー作家になり一生かかっても使い切れない金を手にした青年・折川春は、ある日弟子にしてほしいと懇願する少女・柏森静の面倒を不本意ながら見ることになる。もう小説を書く気はないにもかかわらず。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:21分

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  • 夏の彼方

    何かが変わると思った。

    2,300

    10


    2022年7月17日更新

    夏。探求心から家を飛び出した中学一年生の少年・琥太郎は見知らぬ海辺の町で宛てもなく彷徨い、一人の女性と出会う。 自分を知るためのひと夏の物語。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:20分

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  • 夢灯籠

    止まる一秒前。回る一時間。

    4,500

    41


    2022年5月28日更新

    学校の屋上から私は飛び降りた。 そのまま重力に身を任せ、一瞬の痛みと恐怖と共に終わりを迎えると思っていたのに。 コンクリートの地面に叩き付けられる寸前、世界が止まった。 ―――死にゆく貴方に心の準備をさせてあげます。

    読了目安時間:12分

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  • レイジロアー

    その身を焦がし、怒りを叫べ。

    4,500

    20


    2022年5月22日更新

    怒りの感情を発露させると全身が発火してしまうようになった人類。 ただしその現象が起こるのは成人になってから。 幼少から短気ですぐにトラブルを起こしていた俺は、学校の授業をサボって誰も来ない資料室にやって来る。 そこに見知らぬ顔があった。

    読了目安時間:21分

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  • 彼の恋愛幸福論

    想うより想われる方が幸せなのかな。

    8,700

    85


    2022年5月5日更新

    男友達の優一はどういうわけか私のことを好きになってしまった。彼は顔をあわせれば私に愛の告白をしてきて、その度に私は断る。そんなことをもう七年続けてきた。こんなことを続けていて、いつか何かが変わるんだろうか。

    読了目安時間:13分

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  • 無念無想

    自分の心に、知らないヤツがいる。

    1,800

    0


    2022年2月26日更新

    人の心を理解できるスーパーコンピュータ『FUGO』の発明によって人の心象風景にアクセスすることが可能になった時代。 外で大勢と遊ぶよりは一人で静かに過ごすことが好きな少年・悟(さとる)は毎日のように自身の精神世界に没入していた。

    読了目安時間:14分

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  • アイロニ

    二人で食べた味。

    1,700

    0


    2022年1月29日更新

    家に引き篭もって“自分探し”をしていた僕の前に、口の悪い女の子が現れた。

    読了目安時間:14分

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  • 殺シ会い

    殺るが目的。

    600

    21


    2022年1月10日更新

    四十一人を殺してきた連続殺人犯の主人公はマッチングアプリを使って次の標的と会う約束を取り付ける。 指定のホテルに向かったとき、彼を待っていたのはこちらにナイフを突きつける女子高生の姿だった。

    • 残酷描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:12分

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  • すもももももももものうち

    すももとももは別物。でも似ている。

    2,200

    0


    2022年1月4日更新

    勤めている会社の不正を見過ごせなかった仲村寿桃は世間に後ろ指を差され、追い詰められ自殺を図る。 廃墟と化した人気のない屋敷の庭で静かにこの世を後にしようと考えた彼女だったが、そこには既に先客がいた。

    読了目安時間:12分

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  • 燦然世界

    この出会いは、奇跡。

    800

    0


    2021年12月31日更新

    ある日、俺の前に一人の少女が現れた。 少女は、あと七日間でこの世界が終わると言い、手を差し伸べる。 「私がキミを、外の世界に連れて行ってあげる」

    読了目安時間:1時間33分

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  • アニマ

    恋人と過ごす初めての夜、僕は吐いた。

    2,700

    5


    2021年10月17日更新

    初めてできた恋人と過ごす夜。 僕は自分が誰かと繋がろうとしている事実に、どうしようもない違和感と嫌悪を覚えた。 結局、僕が一番一緒にいて安心するのは、“彼女”だけなんだ。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:5分

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  • 蒼天已死

    空よ、蒼くあれ。

    2,400

    0


    2021年10月10日更新

    いつの頃からか、空の色が青から黄色に変わった時代。 空の色が変わったところで人の生活も心も何も変わることはない。 なのにどうして、青い空に焦がれるのだろう。

    読了目安時間:11分

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  • 1G+3

    重い。

    2,800

    0


    2021年10月3日更新

    いつの頃からか常人の4倍の重力を受けて生きていた。 これはきっと、僕に与えられた“呪い”だ。

    読了目安時間:11分

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  • レプリカ

    存在さえ、許されないとしても。

    2,100

    0


    2021年9月27日更新

    気付くと“僕”は壁に囲まれた小さな街にいた。 巨人でも乗り越えられないような高い壁に囲まれていること以外、特に何の変哲もない街。 その小さな世界が、僕にとっての全てなんだ。それでいい。

    読了目安時間:16分

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  • 天翔ける街

    池袋に、ようこそ。

    500

    0


    2021年8月28日更新

    【棗颯介一周年記念作品】 いつの頃からか上空に《竜》が現れた東京・池袋。 竜の出現と共に数多の都市伝説が溢れかえった池袋の街で一際人々の注目を集めていたのは、売れば百億円の価値になるという竜の目から稀に零れ落ちると噂される宝石・《竜の涙》だった。 街のランドマークと化していた竜が目当ての観光客が賑わっていた池袋で、あるニュースが街を錯綜する。 ———《竜の涙》が街で見つかった。 池袋の空を翔ける都市伝説は何も語らず、ただ静かに街と人々を見下ろしていた。

    読了目安時間:1時間6分

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  • 18時30分

    ———さようなら。

    5,800

    111


    2021年8月8日更新

    8月7日(土)18時30分

    読了目安時間:2分

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  • 水夏透

    死の島へ、ようこそ。

    3,000

    10


    2021年7月18日更新

    殺傷力の極めて高いウイルス、『ジャック』が蔓延していた時代。 愛知県本土で公務員として働いていた男・水瀬は、定期連絡が取れなくなったという離島の詩乃島へ調査に訪れる。 島で水瀬を出迎えたのは、ウイルスで無残に死んでいった島民たちの死体の群れと、その中で一人佇む少女の姿だった。

    • 残酷描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:24分

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  • 灼け落ちない翼

    運がない二人。

    2,100

    0


    2021年7月17日更新

    一年の終わりが目前に迫っていた冬の季節。 東京でシナリオライターとして働いていた“俺”は電車に乗って帰省途中、運悪く大雪に見舞われてしまい無人駅で待機を余儀なくされた。 古い駅舎の中にあったのはストーブが一台と、見知らぬ女性が一人。 実家の親に車で迎えに来てもらおうと考えた“俺”は、女性に携帯を借りることにした。

    読了目安時間:16分

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  • 45人目

    書きかけの小説を完成させてくれませんか?

    7,700

    0


    2021年6月12日更新

    小説を書くことは好きだけど才能はないと思っていた“私”は、ある日TwitterのDMでカノンと名乗るフォロワーから依頼を受ける。 【突然すみません。私が途中まで書きかけていた小説を完成させてくれませんか?】

    読了目安時間:6分

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  • Vector to the Heavens

    天国ってどこにあると思う?

    700

    0


    2021年5月31日更新

    大好きだった姉を失った少年・来ヶ谷凪はある目的のために毎日のように小学校の図書室に通い詰めていた。 ある日、最近自分の後をついて回るようになったクラスメイトの少女・藤村波音に、凪は思わず問いかけてしまう。 「天国ってどこにあると思う?」

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:29分

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  • 天使が来りて風が吹く

    虫みたいな羽を持つ天使と出会った。

    4,500

    0


    2021年4月20日更新

    夏休みを利用して田舎のおばあちゃんの家に遊びに来た“ボク”。 友達もいなければゲームセンターもない寂れた町には娯楽が無くて。 暇をつぶすために毎日おばあちゃんの家からほど近い裏山を探検するのが日課になっていった。 ある日、カブトムシを追いかけて野山を駆け回っていた“ボク”は、二本の触覚と黒光りする虫みたいな羽を持つ“お姉さん”と出会った。

    読了目安時間:25分

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  • 絆 -キズナ-

    “心”って何だ?

    500

    0


    2021年3月29日更新

    人間関係に疲れて転職した小山内大輔は、派遣先の会社がなかなか決まらずに自宅で暇を持て余す生活を続けていた。 派遣先からの見送り理由はすべて同じ。 “心”がないから。

    読了目安時間:17分

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