江戸

検索結果:37件

  • 蘭癖高家

    一八世紀末の江戸の物語

    90,750

    16


    2023年9月22日更新

    一八世紀末、日本では浅間山が大噴火をおこし天明の大飢饉が発生する。当時の権力者田沼意次は一〇代将軍家治の急死とともに失脚し、その後松平定信が老中首座に就任する。 遠く離れたフランスでは革命の意気が揚がる。ロシアは積極的に蝦夷地への進出を進めており、遠くない未来ヨーロッパの船が日本にやってくることが予想された。 時ここに至り、老中松平定信は消極的であるとはいえ、外国への備えを画策する。 大権現家康公の秘中の秘、後に『蘭癖高家』と呼ばれる旗本を登用することを――

    読了目安時間:1時間26分

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  • 仕事人狩り

    仕事人×デスゲーム開幕

    48,708

    76


    2023年6月28日更新

    仕事人とは銭をもらって人々の恨みを晴らす殺し屋稼業。 江戸の仕事人である忍壁銀次郎は仕事で一人の男を殺した。 それは敵が敵を呼ぶデスゲームの幕開けであった。 生き残るのは誰なのか。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:30分

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  • 歳三様、恋唄 始末記

    幕末、新選組。土方さん、恋の俳句ネタ。

    300

    0


    2023年6月24日更新

    幕末、文久三年。 多摩の小島鹿之助の元に、 新選組 副長・土方歳三から、手紙が届く――。

    読了目安時間:4分

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  • 幕末群狼伝~時代を駆け抜けた若き長州侍たち

    幕末長州の群像劇、始動!

    38,550

    280


    2023年3月12日更新

    「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。衆目駭然として敢えて正視する者なし、これ我が東行高杉君に非ずや」 明治四十二(一九〇九)年、伊藤博文はこの一文で始まる高杉晋作の碑文を、遂に完成させることに成功した。 晋作のかつての同志である井上馨や山県有朋、そして伊藤博文等が晋作の碑文の作成をすることを決意してから、まる二年の月日が流れていた。 碑文完成の報を聞きつけ、喜びのあまり伊藤の元に駆けつけた井上馨が碑文を全て読み終えると、長年の疑問であった晋作と伊藤の出会いについて尋ねて…… この小説は二十九歳の若さでこの世を去った高杉晋作の短くも濃い人生にスポットライトを当てつつも、久坂玄瑞や吉田松陰、桂小五郎、伊藤博文、吉田稔麿などの長州の志士達、さらには近藤勇や土方歳三といった幕府方の人物の活躍にもスポットをあてた群像劇です!

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:7時間48分

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  • 彼岸の桜

    勉強会④用、一人称の短編。

    600

    10


    2022年12月26日更新

    慶応四年、戊辰戦争の最中。 新選組は、かつての華々しい活躍から転じ、斜陽の一途を辿っていた。 戦で倒れる者、隊を離脱する者、それでも残る者。 一番組長・沖田総司は、患っていた肺病が悪化、戦線を退き、千駄ヶ谷の植木屋で療養する事に。 副長・土方歳三は、戦の合間を縫い、沖田に会いに行く。

    読了目安時間:3分

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  • 豊玉宗匠の憂鬱

    幕末、新選組。土方さん俳句ネタ、ギャグ。

    1,500

    0


    2023年1月22日更新

    1860年、暮れ。 後の新選組 副長、土方歳三は、 机の前で、と或る問題に直面していた――。 ※「小説家にな●うラジオ」ネタ有り。

    読了目安時間:3分

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  • 散華の庭

    幕末、新選組。土方と、沖田の話。

    1,100

    0


    2022年11月6日更新

    慶応四年、戊辰戦争の最中。 新選組 一番組長・沖田総司は、 患った肺病の療養の為、千駄ヶ谷の植木屋に身を寄せる。 戦線 復帰を望む沖田だが、 刻一刻と迫る死期が、彼の心に、暗い影を落とす。 その頃、副長・土方歳三は、 宇都宮で、新政府軍と戦っていた――。

    読了目安時間:12分

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  • 花魁道中いろは唄

    架空の遊郭 若山 —様々な感情を想い描く

    18,800

    100


    2022年7月31日更新

    ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 文政十二年、師走。尾張地方にある幕府公認若山遊郭が炎上した。 地獄の炎かと思われるような大火事に全てを奪い去られた少女、竜胆は阿部各務ヶ原守新之助に救出され、城にて保護された。 美しい少女に魅入られるように新之助の息子涼之丞は竜胆の看病を続ける。 涙を流しながら竜胆は若山遊郭の中で起こった悲劇の数々を話し始めた。 竜胆の母、椿は若山遊郭の中の傾城と呼ばれる程の美貌を備えた才色兼備の女性だった。 椿がいた楼閣は若山遊郭随一の大見世華屋という。 華屋の栄光を羨んで椿の初見世を妬む紅はその権威を失墜させようとしてある陰謀を企てた。 また、椿の姐でもある華屋お職牡丹花魁の同朋であった菖蒲は己の恋路を全うするために見世から売り上げを盗んで足抜けを企てる。 若い頃頂点を凌駕するかと言われた水仙は、年季明けを前にお茶を挽くことが増えた。歌舞伎役者の月乃介と想いを結んだ水仙が選んだ道は果たして。 江戸時代の尾張地方を舞台に華やかな遊郭花魁物語が広がる時代劇風ファンタジー。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ R18版から少々緩和はしておりますが、遊郭という時代背景上、性的表現があるため苦手な方は自衛をお願いいたします。 サブタイトル前に「☆」がついているものは緩和した性描写がございます。 書籍版よりも文章・エピソードが少なめです。すべての文章・エピソードを読みたい方は下記URLからご購入下さい。 ◆本家版(書籍) →https://ruitaka-call.booth.pm/ ◆アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/novel/530015729/930633899 ◆イラスト・挿絵 イラスト、挿絵は同サークル「冷泉ことね」による著作物です。 無断転載、自作発言のないようお願いいたします。 挿絵のあるサブタイトルには◆を表示しております。 ※『この作品はフィクションです。実際の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません』 ※『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:2時間59分

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  • 月と影は西風に踊る〜右佐蔭ノ介評判録

    小説勉強会第三回!

    100

    0


    2022年5月28日更新

    天下泰平の江戸の町に血煙が舞う。 突如現れ、道場破りを繰り返す、剣客「朧天聖」。少年と見紛う小柄な体躯ながら、その技は柳生の高弟さえもしのぐのではないか、と評判を得ながらも、流派も素顔さえも不明。 その謎に満ちた剣客が、とある町道場に姿を表す。

    読了目安時間:2分

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  • その時が来たら……

    転生を繰り返す俺……最後だと信じたい

    32,258


    2022年3月8日更新

    邪気眼を持つ自分は何度も何度も死に、そして生まれる。 邪気眼とともに呪われた自分……今度は東の果ての国で生まれる。生まれた次の日には十八才になり、知識も力も代々受け継ぐ自分が出会ったのは、運命か! それとも、繰り返される生と死か! 『月詠の鏡と劔 大江戸月想奇譚』のスピンオフ作品です。

    • 暴力描写あり

    読了目安時間:20分

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  • 夕晴れ仇討ち

    yuubare adauti

    0

    0


    2021年10月15日更新

    江戸時代を背景にした仇討ち物語である。 武士の出である万代半蔵はある日、道端にうずくまる少女と出会う。その少女に声をけると、泥土に足元をとられて足首を捻って動けないのだという。少女を助けようとする半蔵だが、その途端、少女は刃物を向け、変装をとく。半蔵が少女だと思っていたのは実は華奢で小粋な少年だったのだ。少年は名を夕岐ノ丞といった。彼に脅され仕方なく金をやるが、腕っ節だけは誰にも負けない半蔵。夕岐ノ丞が隙を見せたとき、打ち負かし、脅し返す。しかし、足首を捻ったことは本当だったようで次の村までおぶさってゆくことにした。 夕岐ノ丞は早くに母親を亡くし、今は父親を殺した憎き相手、仙崎清右衛門を捜して江戸に下ろうとしているところであった。そこで、半蔵の腕っ節をかわれ、江戸までの用心棒を頼まれる。乗り気がしない半蔵。第一、金に困って脅しにかかるやつに支払える代物はないだろうと断る。すると夕岐ノ丞は自分の身体があると言い出し、その夜ふたりは成り行きで寝所を共にする。 仇討ちの件、よくよく聞いてみれば仇は知り合いで、夕岐ノ丞ともむかしからの知り合いだった。それもそのはず、夕岐ノ丞は仇の仙崎を捜すと同時に、半蔵も捜していたのだった。偶然にも、出会えたことに縁を感じるふたりだが、喧嘩し、こころがバラバラになる。紆余曲折を経て仲直りし、もう二度と離れたくないという夕岐ノ丞に対し、半蔵は契りを交わすことにする。 江戸入りの日、突如路地裏から女の悲鳴がし、行くと仙崎の姿を見つける。ふたりは協力しなんとか仇を討つことに成功。しかし、夕岐ノ丞は仙崎に斬られて創を負う。創の療養のため、旅の途中で会った薬師に案内され旅籠に泊まるふたり。仇討ちが成功し、父親の敵をとったと泣く夕岐ノ丞を慰め、そしてふたりは諱を交わし、こころから結ばれる。 バディもの

    • 性的表現あり

    読了目安時間:35分

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  • メンタル病んでる事は判るが、歴史までは判らねぇよ!!

    まさかのタイムスリップで江戸の幕末へ。

    59,500

    385


    2023年6月12日更新

    ※歴史の人物名や史実も出ますが、全く異なります ※素敵なイラストは毒島ヤコ様に作成して頂いたものです ※著作権は毒島ヤコ様にあり、無断使用・無断転載はお控えください あの苦しかった頃、私は何も望んでなかった。 何も考えられなかった。 それでも私は助けて貰えた。 あんな環境から、どうにか保護して貰えた。 でも私は一切、忘れてねぇ… だから武術の全て習得を頑張った。 今なら絶対あのクズ共程度に負けねぇ… もう我流でも充分だ!! 忘れてねぇからこそ私は、もう決めてる。 誰も愛さねぇ、選ばねぇ、信じねぇ。 誰も望んでねぇ、求めてねぇ。 勿論、助けてくれた事や人達へ感謝してる。 通院も含めて、まぁ… 一応、メンタルも病んでる自覚はしてっけど? もう充分、一人で生きてけんだ!! それなのに今度は… おい、おい、待てよ!? タイムスリップだぁ!? あり得ねぇだろ!? もう言われる事すら何も判らねぇ… 命の価値だぁ? 生きる意味だぁ? 皆の中に居る幸せだぁ? 今更、全て判らねぇよ!! だから… 私に触れるな。 私に近付くな。 私に踏み込むな。 私は思い出したくもねぇ!! 私が誰かを、かぁ? 信じねぇ。 愛さねぇ。 命すら関係ねぇ。 しかも歴史までなら尚更、判る訳ねぇだろうがぁ!! 最初は唯一の優しい祖母が、私にくれた『宝物』からだった。 そこで、なぜか出会う。 それは『唯一の宝物』でもなかった。 本当に探すべきは『幸福』をだった。 でも、そんなん知らねぇ!! 考えた事すらねぇ!! 私の命に価値すらねぇ!! それなのに何でだぁ!? でも言われる様々な言葉。 もう全てが衝撃的だった。 現代から過去へとタイムスリップした深い闇を抱える少女。 その傷も癒す為、また誤ちへとしない為。 歴史上の有名人達すら動き出す。 「もう誰からも… 傷付けない!! 痛くしない!! そして… 守る事を!! 助ける事を!! 必ず救い出すのみ!!」 だったら私は… 「もう私には歴史すら関係ねぇ!!」 命の価値を、本当の意味を。 信じる事を、愛する事を、幸福を。 そして新たな歴史へ。

    • 暴力描写あり

    読了目安時間:19時間31分

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  • 『月詠の鏡と劔』キャラ設定集

    『月詠……』のキャラ設定集です

    38,100

    40


    2021年7月3日更新

    『月詠の鏡と劔 大江戸月想奇譚』のキャラ設定他の資料集です

    読了目安時間:21分

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  • 犬鍋

    藩主の墓の前で切腹していた男は誰なのか?

    0

    0


    2021年1月30日更新

    江戸時代後期、伊那川藩では飢饉や貧困により民は困窮の極みにあった。 藩士加賀十四郎は友人たちと光流寺へ墓参りに行く。 そこで歴代藩主の墓の前で切腹している男を発見する。 「まさか、この男は……殿なのか?」 ※戯曲形式ですので一部読みづらい点があるかと思います。

    • 残酷描写あり

    読了目安時間:54分

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  • 町医者・山野柴庵の事件簿

    ほっこり謎解き譚、癒しをどうぞ

    13,800

    200


    2021年1月26日更新

    町医者・山野柴庵(やまのさいあん)の、ほのぼの日常と出くわす謎。

    読了目安時間:12分

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  • 雪花咲き、春を待つ

    南町奉行所定町廻り同心、渋谷幸之進の朝

    5,400

    0


    2021年1月17日更新

    白々と明けはじめた空の下、南町奉行所定町廻り同心、渋谷幸之進(しぶやこうのしん)は眠たい目をしばたたき、こみあげてくる欠伸を噛み殺した。ちらちらと降りはじめる雪。 ほのぼの日常時代小説短編、読みきりです。

    読了目安時間:5分

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  • 残り香   願人坊主外伝

    BLフェア2020向け作品です

    27,000

    240


    2020年12月21日更新

    日本橋芳町にある陰間茶屋近江楼。 二十歳になって陰間としてはすでに盛りを過ぎた空蝉はその夜、ある決意を秘めて人を待っていた。 幼い頃に出会った憧れの人を戦で失った陰間の少年。 少年の元に通う、戦働きしか能のない時代遅れの侍。 二人は互いの心にぽっかりと空いた穴を埋め合っていた。 本作は二万字ほどの短編小説『願人坊主』の外伝になります。よろしければ『願人坊主』を先にお読みいただければ幸いです。 https://novelup.plus/story/968112984

    • 性的表現あり

    読了目安時間:24分

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  • あいぼう!

    花のお江戸の秋祭り!三者視点の物語

    7,550

    2


    2020年12月3日更新

    花のお江戸の秋祭り。 時は元禄。 岡ッ引きの佐吉は田舎から出てきた男と梅竹座の前で出会うが、直後殺人事件が起こり……! 佐吉と「あいぼう」との物語。

    読了目安時間:52分

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  • 妖江戸パペット

    何でもアリの超絶ポップ時代劇!

    3,000

    0


    2020年9月4日更新

    江戸にやって来た忍者・風天丸は、かつての主君を殺した「青く光る妖刀を持った男」を探していた。仇討ちに熱中するあまり牢獄に入れられた彼は、そこで平賀源内と出会う。そこで彼は、仇討ち相手の妖刀使いの事を聞き出すことを条件に、与力・瀬田冬之介から一つのカラクリを預けられた。

    読了目安時間:55分

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  • 江戸剣士小噺帖 ーサムライ短編絵巻ー

    すぐ読める!本格的な短編時代劇!

    1,000

    0


    2020年8月2日更新

    ――なぜラノベサイトで、本格時代劇を連載する気になったのか。 武士の戦闘がほとんど不要となった江戸時代 華やぐ江戸の町に住まう 6人の剣士の物語 1:【母となった女剣士】 2:【孤独な流浪の剣士】 3:【岡っ引き見習いの少女剣士】 4:【伊賀者を束ねる忍者剣士】 5:【暗殺王と呼ばれた老剣士】 6:【部屋でしか戦えない剣士】

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:19分

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  • 寝子医師

    彼女は心が死んでいる。

    1,500

    0


    2020年6月21日更新

    江戸の岡場所で仲條流(ちゅうじょうりゅう)の医者を商う男・黒助(くろすけ)は、人形のように動かない少女の面倒を見ている。元は女衒に岡場所へ売られる筈だった。 少女の変化に合わせ、黒助の心もまた、変化していき……。 ※「心と身体フェア」参加作品 ※セルフレイティングが不足しておりましたら、ご一報いただけましたら幸いです。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:54分

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  • きみのたまご

    どうして、きみが先に逝ってしまったのか…

    27,650

    31


    2020年5月19日更新

    咲蘭さんの『プラナリア~読みたい、書きたいをRebirth~』企画作品です。 こちらの素材を使用させていただいております。 https://novelup.plus/story/410559014 あらすじ きみを失ったその場所で、ひとつの卵を見つけた梅原一太郎。持ち帰って温めてみると…… 不思議な卵から孵ったその生き物と、一太郎は暮らし始める。 * * * 需要が無さそうだけど、江戸時代でもOKというありがたいお言葉を賜わったので、書かざるを得な~いヘ(^o^)ノ 長編の連載が停滞しているのに何はじめたしという感じですが、これは、まあ、息抜きに書くヤツ。ノープラン、ノープロットです(え;) というわけで、この作品に関しては、時代考証とか一切気にしないで下さい。何も調べず書きます(ええっ;;;) 更新は、亀ですが、取りあえず、タマゴから何が出てくるのか、乞うご期待です!?

    読了目安時間:42分

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  • 花のお江戸は日本晴れ お光ちゃんが行く

    笑いあり、涙あり 気軽に読めます

    0

    0


    2020年4月30日更新

    時は江戸時代、元気娘お光ちゃんが、母お駒がお江戸狭しと暴れ活躍する痛快コメディ。

    読了目安時間:10分

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  • 春の紅葉

    江戸は、何度だって立ち上がるさ――

    47,300

    922


    2020年3月28日更新

    文政十二年 三月二十一日。強い北西風が吹き荒れる江戸を、魔火が襲う。 大地震で家を失い親を失い、越後から身一つで江戸へ出てきた澪に降りかかった、再びの悲劇。 江戸は、そして澪は、立ち上がれるのか―― 文政の大火のお話です。 江戸三大大火には入っていませんが、三大大火の一つ、文化の大火よりも死者数は多かったとされる、非常に大きな火災でした。 「届け、言葉の力PJ」に参加しています。 水害と火災と、全然違っても、人が苦しむ災害の話なんてもう見たくないよという方もいらっしゃいますよね。本当にすみません。 でも、度重なる大火から何度も立ち上がってきた、江戸の人々の強さが少しでも伝わればと願って―― 参考文献 『春の紅葉』 川崎重恭《かわさきしげやす》 (江戸叢書 巻の八) 被害の状況から、お上の施策や法令の数々。巷の風説、戯れ歌、落首の類まで、非常に詳細に記された、当時の記録です。 一面の炎を紅葉と形容しているのですね。昔の書物とも思えない印象的なタイトルを、そのままお借りしています。

    読了目安時間:57分

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  • 死んだら前世に降りました

    しばらく別作品のほうに集中します

    3,600

    0


    2020年1月6日更新

    (改稿中) この世には不思議があふれている。 時には異世界に転生 時には異世界に転移 時には過去に逆行 時には未来に順行 そして前世へ 元男子高校生 朝比奈は歴史改変者と戦うために大岡忠相として人、妖と力を合わせて 江戸を生きていくことになった。 魔鏡の復活まで19年 しかし歴史改変者はいつ忠相の前に現れるのか

    • 残酷描写あり

    読了目安時間:1時間15分

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  • 写楽、一両年にて止ム

    最も有名な浮世絵師を巡る物語

    32,075

    950


    2019年11月24日更新

    江戸の版元,蔦屋は絵師志望の男と出会う。彼は素人だったが、粗削りな才能を秘めていた。 世間をあっと言わせるために、蔦屋は彼を鍛えに鍛える。その結果、彼らの手掛けた浮世絵は目論見通り、世間をあっと言わせたのだが……。 これは永遠の謎とされている東洲斎写楽を巡る物語であり、創作に関わる者が全員抱えている葛藤の物語。

    読了目安時間:40分

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  • 月に笑う鬼

    鬼でも、笑うさ。泣きもする。

    1,000

    0


    2019年11月14日更新

    かつて、鬼と呼ばれた男がいた。 太平の世の中、誰にも知られぬ夜の影、鬼は一人で牙を剥く。やがて鬼は年老いて、今は歯牙ない渡世人。 鬼の影を追う者は、己が屍を曝すのみ。 惚れた女を忘れ得ず、忘れ形見を守るため、三蔵、再び鬼になる。 手を引き、連れる娘子の、黒い瞳に月浮かぶ。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:4時間20分

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  • 幕末天翔伝~最後の侍

    新選組副長・土方歳三が好きな貴方へ

    100

    0


    2019年11月13日更新

    明治二年、北は函館の地で散る桜と供に駆けた男がいた。 圧倒的不利の中、決して諦めること前だけを見つめ、幕末の世を駆けた男__、新選組副長・土方歳三、そして彼を取り巻く仲間たち。 誠の旗の下、彼らの進むべき道はこうと決めた一つの道のみ。振り向かず退かず、最期は桜の花のように散ろう。 固く誓った彼らの歩みは、江戸の小さな道場から始まる。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:29分

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  • 大江戸あやかし絵巻 ~一寸先は黄泉の国~

    幕末の江戸でおこる怪異な事件!

    11,100

    200


    2019年10月18日更新

    サブとトクという二人の少年には、人並み外れた特技があった。めっぽう絵がうまいのである。 のんびり屋のサブは、見た者にあっと言わせる絵を描きたい。聡明なトクは、美しさを極めた絵を描きたい。 二人は子供ながらに、それぞれの夢を抱いていた。そんな彼らをあたたかく見守る浪人が一人。 彼の名は桐生希之介(まれのすけ)。あやかしと縁の深い男だった。

    読了目安時間:30分

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  • 笠森お仙

    江戸時代のお話です。

    23,500

    0


    2019年10月18日更新

    時は江戸時代。 江戸で評判の美人、笠森お仙。 彼女の隠された秘密と、その恋の物語。 *時代考証が少なめです。暖かい目でお読みください。複数のサイトで投稿。

    読了目安時間:14分

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