命は、儚くて…時に残酷で…美しい…。 これは…屍で溢れかえった世界に身を投じた少年少女の物語。 神奈川県に住む中学3年の少女本山明日美。 彼女は両親と幼なじみの裕太、一翔、奈央の里沙とあの源義経や竹崎季長などのちょっと変わった幼なじみと幸せな日々をおくっていた。 しかし、ある日その日常は突然、悪夢に変わる事となる。 明日美が幼なじみの奈央、里沙、裕太と帰っている時に突然ゾンビらしき女性に襲われる。 その日からゾンビは一向に増えていくばかりで犠牲者はます一方。 そんな状況を打開する為に100年後の未来から令和時代を救う為に神崎友里亜という少女が派遣される。 そして、ゾンビが発生した原因は未来から来た軍の生物兵器の実験だったという衝撃的な事実に辿り着く。 順調にゾンビを倒していた明日美達は自分達の実験の邪魔をしたとして軍から命を狙われるようになる。 次々に軍から刺客を送られ、苦戦し、満身創痍になっていく彼ら彼女ら。 大切な人の死など、次々と襲いかかる悲劇。 そんな絶望的な状況の中で彼ら彼女らは「大切な人の為に生き抜く」という道を選択する。 そして明かされる裕太、一翔、季長、義経の悲しい過去。 彼らが明日美に対して常にそっけない理由。 クライマックスで明かされるとある少年の明日美に対する恋心とは…? そしてあの日の約束………………。 少年達の守りたかったもの、少女、明日美の純粋な友情。 激闘の果てに迎えるラストとは……? ⚠途中いじめシーンが含まれますが、いじめを推奨している訳ではありません。
読了目安時間:1時間8分
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