音速催眠
逢空秀明
現代/その他ファンタジー
長編
5話
17,572字
2021年2月14日更新
時は現代、ネットにはびこる、憎悪や嫉妬、嫌悪、炎上の正体、悪意のすべては、獣の仕業だった。 技士と呼ばれるものたちが、超催眠の術で、戦いに挑む。 技士の敵は、獣を生み出し続ける邪徒。 邪徒は、インフルエンサーとして、人々に愛される存在に擬態し、人々を獣へと堕とす。 そんな邪徒らの頂点こそ、最強インフルエンサー孔雀院鳳凰(くじゃくいんほうおう)である。 孔雀院は超催眠をしのぐ音速催眠を極め、それに対抗できるのは、同じ音速催眠のみ。 そして、それができるのは、若き技士、津軽閔莝(つがるみんざ)、ただひとり。 孔雀院の奥底にある悪意。その目的は? 閔莝は音速催眠を超えられるか。 華やかな光のなかの闇、闇からの光。 これは、光と闇が交錯する、現実と幻影のはざまの戦いの物語。 音速の先に何が見えるーーー!
読了目安時間:35分
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