絵本作家を夢見る彩絵は進学を控えた中学三年生。幼馴染の高校生・大樹に心配されながらも、三者面談が間近に迫るある日のこと。彩絵は町を訪れた絵描きのニーナと出会ったのでした。 一方、喫茶店『マダムの庭』を営むミツとの約束を果たすために来日していたニーナですが、もうひとつ明かせずにいる理由があったのです。 彩絵とニーナ、大樹。彩絵と家族。そしてニーナとミツ。それぞれの関係が変化し、それぞれが選び取った選択は? 彩絵とニーナの交流を通して心の成長と家族の絆を描いた物語。 笑いあり涙あり、になっているといいな。 ※自身が書いた芝居用の台本を小説に書き起こしたものです。 完結済です。
読了目安時間:2時間0分
この作品を読む