1999年、終末彗星飛来。 滅びの象徴として崇め、恐れられた彗星の輝きが人類にもたらしたのは、「彗星症」という新たな病疫だった。 彗星症の存在が発覚した直後、彗星症患者のみを喰らう未知の物理的病原体、未確認襲撃種(Unknown"L"aider)が出現し、世界は大きな変貌を迫られることになる。 通常兵器の通用しない未確認襲撃種に対し、人類は全く新しいパワードスーツを開発、迫り来る怪物に対抗し続けた。 ……舞台は、彗星症の発生から十数年後、彗星症への抜本的治療法が見つからず、不治の病として扱われるようになった世界。 対UL戦線後、疲弊し変質してしまった世界で、未だに怪物と戦いを続けている少女は、一人の少年と、ある重大な秘密を抱えた少女と出会う。 彗星症に絶望する者、深い心の傷を負う者、あるいは希望を抱く者、そして野望と陰謀を巡らす者が錯綜する社会の中で、彼らは何を失い、何を掴み取るのか。 --その厄災を身に纏え、愛する者を守るために-- -------------- 仮○ライダーとかそういう特撮好きorメカ好き拗らせた人向け作品(直球) 本来の歴史とは少し違った世界の現代SFバトルアクション・・・・・・でした(20年12月現在) 作品構想して書き始めた段階(2018~19年)では、新型コロナで世界がこんなことになるなんて思いもしませんでした。 本作の世界観は疫病によって歪みに歪んでおりますが、現実世界はそうはならないことを切に願っております(おい作品のこと話せ) キーワードは「彗星症」「未確認襲撃種」「新たな人類の分断」 そして、厄災を纏いし鎧「カラミティフレーム」 全4話予定 ※本作は拙作「Peace Maker on rescue(ver1.25)」と同姓同名のキャラクターが登場致しますが、人物設定及び世界観の共有はしておりません。