G.o.D
唐揚げ定食
現代/その他ファンタジー
連載中
長編
102話
259,731字
2022年5月21日更新
ジャンルは現代+SF+ファンタジー 第二次世界大戦が起こらなかった架空の世界を舞台にした物語で、本作は前編に当たります。 ・あらすじ 20XX年12月某日、主人公の一人伊佐凪竜一は、自らが勤めていたツクヨミ清雅なる超巨大企業を襲撃する任務に就いていたルミナ=AZ1と出会う。彼女は戦場となった清雅市内に居合わせた伊佐凪竜一を助けた代償に一人地球に取り残されるが、助けられた伊佐凪竜一は恩を返す為、またそれ以外の思惑もありルミナの逃走を手助けする。何の因果か出会ってしまった二人は当て所なく逃げ回ることとなるが、そんな逃避行が許される筈も無く刺客が差し向けられる。その中には伊佐凪竜一がかつて友人だと思っていた山県大地なる男の姿も。 通信技術を掌握するツクヨミ清雅から逃げられる筈も無い故に捕縛、または死亡は時間の問題と思われたが、しかしそんな二人を何者かが監視している。二人の居場所を正確に補足し、更に手助けするような真似をする謎の存在は何者か、過去の地球に何が起こったのか、不可解な襲撃命令の理由は・・・などの疑問の回答は偶然出会ってしまった二人が進む道の先に、という内容です。 ・地球 現実の地球と極めてよく似ているが、携帯端末と通信技術だけが異常に発展しているという相違点があります。また、携帯端末と通信技術を提供するツクヨミ清雅という超巨大企業が実質的に世界を支配下に置いています。端末を含む通信技術は既存の技術では絶対に製造できないと断言する未知の技術であり、これを独占しているために世界中から不審と疑惑と反感を買っていますが、歪なパワーバランス故に表立って反抗することが出来ません。 ・宇宙 舞台となるのは旗艦アマテラスと名付けられた巨大な艦とそこで発展した文明。機械の神、アマテラスオオカミが管理する穏やかな世界でしたが現在は別の政治組織に取って代わられている。その組織は"スサノヲ"なる武力組織に銀河の端、未探査区域となっている地球という惑星にある企業に対し襲撃命令を出すなど明らかに不穏な動きを見せています。 ※SEGAの某MOのEP4をオマージュした内容です。組織名など固有名詞は全てオリジナルで話の展開も原形を留めていませんが、世界観をビジュアル的に把握する参考になるかと思います。
読了目安時間:8時間39分
この作品を読む