7年前、不良に絡まれていた少女をかばい、右目に深い傷を負ってしまった少年、冬木(ふゆき) 入院生活を経てほどなくして、両親の都合で転校することに。 突然のお引越し。 結構急なことでもあったため、少女はおろか、誰にもお別れを告げずに街を離れることになった。 新しい学校、新しい生活。 その間すっかり根暗へと変わり果ててしまった冬木は、クラスに全然馴染めず、1人暗い毎日を過ごしていた。 そして現在、冬木は中学生。 彼はまた両親の都合で、再びあの街へ戻ることに 転校初日。 みんなの前でドキドキ自己紹介。 冬木の特性上、こういうのはあまり得意ではない。 人前で喋るのは正直苦手。 案の定上手くいくワケもなく、さっそく激しい緊張感に襲われてしまうのだった。 ……そんな中、ふと後ろの方を、チラッ するとそこには、7年前に冬木が助けた少女張本人、篠宮(しのみや)がいた。 彼女と目が合い、そして──── ⭐︎基本的に一話完結、日常回多め。 1日1話ずつ投稿。
読了目安時間:1時間31分
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