男女問わず

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  • 夏の夜、少年は運命を手に入れる

    ♡4,600

    〇0

    現代ファンタジー・連載中・13話 鹿嶋臣治

    2019年8月24日更新

    夢を見た。不思議な夢だ。 夜空にぼんやりと浮かぶ月が泣く夢だ。 一筋の白い輝きがグラスの縁を伝う雫の様に月から溢れて、雲一つ無い夜空に落ちる夢。 寝苦しいむせ返るような七月の夜、 神崎創(かんざき はじめ)は人形の様に美しい少女と運命的な出会いを果たす。 夏の夜空から降ってきた、人間離れした容姿を持つ少女。 少女との出会いが神崎創の運命を大きく変える。 決して忘れることのできない、少年と少女の物語が幕を開ける。

  • 少年の日常は、魔竜によって奪われました

    ♡800

    〇0

    現代ファンタジー・連載中・3話 鹿嶋臣治

    2019年8月23日更新

    轟く爆発音と衝撃に優雅な朝食は邪魔をされ、藍染坂旭(あいぜんざか あさひ)の少し退屈で平和な日常は一変する。 突然、屋根裏部屋に現れた小さな侵略者。 「俺の名前はザジ。南の大陸にて“雄々しき太陽”の名で信仰を集める、大陸と大空の覇者たる黄金の魔竜だ」 八重歯が覗く勝気な笑み。 燃える炎の様な真紅の瞳。 太陽を閉じ込めた輝きを持つ金色の長い髪。 健康そうに日焼けした張りの良い褐色の肌。 腕を組み、胸を張り、瓦礫の山に仁王立つ、夏の太陽の様な小柄な“全裸”の少女。 「何が信仰だ馬鹿野郎! 人様の家を壊した挙句に全裸とはいい度胸だ!!」 文字通り、突然降ってきた面倒ごとに旭の日常は崩壊する。 魔竜を名乗る少女に振り回される毎日。 日を追うごとに増える悩みのタネ。 「おい旭、あそこに魔王がいるぞ。世間は狭いなぁ」 「仕事に疲れ切った顔の魔王がいる世間とか、世も末を通り越して新世界だろうが」 旭とザジの凸凹コンビが紡ぐ笑いあり、涙あり、バトルありのハートフル“ご近所”コメディ。 「旭、そのうち勇者にも会うかも知れんぞ」 「勘弁しろよ。“そのうち”で会いたかねぇよ勇者に」 何事もなく一日を過ごすことが、こんなにも尊くて大切なことだとは気付かなかった。