二千二十年六月十七日、著作権関連の不安からメインキャラの名を月露(げつろ)から白月(はくげつ)に変更します。毎度スイマセン。 一月三十日 世界の読み方を「そうじゅ」から「そうぎょく」に変更します。 この話は完全に独立した話なのでコレのみ読んでも多分、大丈夫だと思います。一つの屋敷が主な舞台に変わった地味な話です。 舞台となるのは、性別種族問わず十八歳で「つがい」と呼ばれる婚姻を結ぶ事が可能な和洋混合の異世界蒼珠(そうぎょく)。多種多様な種族が暮らすこの世界においても極めて珍しい存在である天人。残り少ない彼らの一人、白月(はくげつ)は二百年に渡り小国ながらも豊かな「天音国」の国主を務めていたが、長過ぎる同一国主はいずれ毒となるとして、共和制への移行を進める共同国主でもあった妹.日花(ひのか)に立場を譲り、隠居を決める。 六日間に渡る満月の夜を経て日が昇る、ひずみの結界の中の森に屋敷を造り、静かに暮らしていた白月の元に突如現れた来訪者。 それは、完成間近の「つがいの証」を刻まれた、人間の少年.風牙(ふうが)。 満身創痍の風牙を迎え入れた白月は、魔界の血を引くとされる皇子の存在に気付く……。 話し相手として雇い、保護した風牙と過ごすうちに、白月の心に芽生え始める感情。 それは、兄弟愛にも似た恋心。 一方、最愛の「婚約者」に逃げられた魔皇子.麗人(れいと)は、風牙を取り戻す為、動き始める……。 風牙に凄まじい執着を示す、魔皇子.麗人。 麗人を恐怖する風牙と、風牙を守る白月。そして日花。 月と太陽が風を守り抜くのか。 それとも、闇が奪い返すのか。 満月の下、繰り広げられる一人の人間の少年を巡る恋物語。 風は月の傍らに吹くのか、それとも闇に呑まれるのか。 風牙を巡る月と闇。 果たして勝者は……? 基本的には白月と風牙がメインですが麗人と女性モブの男女CPも。結末は複数形式を予定しています。 R15ですがアダルトシーンは激し目のお色気シーン程度や連想させる描写止まりです。もし警告が来たら修正、場合によっては削除も含めて指示に従います。 R描写に限らず様々な警告が来たら指示に従い、修正や変更、削除を行います。 十一月二十八 あらすじ少し修正 BOYSFANコンテスト参加作品 お題フリー
読了目安時間:41分
この作品を読む