○月○日 今日はさっちゃん先輩とたくさんお話出来た。すごく嬉しい。 さっちゃん先輩の家はなんだかいい匂いがした。暖かくて優しい匂い。 今度また家にお邪魔したいなぁ。 あ、でも、今日は私の知らない女の子と楽しそうに話してた。 今度さっちゃん先輩を問い詰めなきゃ。 ――稲津華緒、『さっちゃん先輩観察日記』より この作品のプロローグ的な短編も存在するのでぜひ！ 「好きの違いがわからない」 https://novelup.plus/story/331497103 ・表紙絵はTwitterのフォロワー様より。

天寿の研究員であり、星花女子学園科学部外部顧問の永射わかなはかつて「白衣の君」と呼ばれていたイケメンリケジョである。ある日、夜遊びがたたって腰を痛めてしまったわかなは夜野医院を尋ねるが、その帰り道で天使のような美少女を見かける。彼女の正体は「星花のナイチンゲール」の異名を取り、健康のためなら自他に妥協を許さない厳しい保健委員として名が通っていた。まるで接点の無い二人がひょんなことから知り合って―― ScientistとNurseの卵が織りなすラブコメディ。この物語は登美司つかさ様主催の日常系学園百合小説コンテンツ群『星花女子プロジェクト』第八弾参加作品です。

高宮沙織はずっと苦しんできた。 乗馬クラブの指導者(男)からきつく当たられているためである。 暴言や暴力は日常茶飯事、果てはわざと落馬させられたりと――やりたい放題やられている。 それでも沙織は馬が好きだった。 沙織は動物の言っていることがなんとなくわかる少し不思議な少女だったが、ある出来事をきっかけに何もわからなくなってしまう。 そんな時、愛馬に雰囲気が似た少女が現れて――？ ・表紙絵はTwitterのフォロワー様より。

ある日、一人の同級生から告白される沙友理。 だけど、“好き”という感情がわからず、混乱してしまう。 答えを出せなかった沙友理に、同級生は｢待っててあげる｣と言ってくれた。 それからしばらく経った後も、沙友理は“好き”を知らずにいて―― やがて、“その人”に出会うこととなる。 続きの長編もあります！ 「ストーキングは愛の証！」 https://novelup.plus/story/509970711 ・表紙絵はTwitterのフォロワー様より。