神使

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  • つかわしめ戦記ゆめ語り

    恋愛×和風ファンタジー

    68,000

    1,767


    2023年6月6日更新

    月を追うように、私の願いは叶わないのでしょうか―― ある満月の夜、眠りにつこうとしていた美月睡蓮は不思議な声を聞く。その声を追ってやって来た近隣にある石上稲荷大社で、人の姿に変えた八咫烏の太秦から、陽の巫女であることを告げられた睡蓮は、幼馴染みの石上昂と一緒に「ヤマト」と「ハヤト」の思想が二分する、使婢に護られた世界・倭に顕現した。 元の世界に戻る条件でもある、太陽の化身の大御神を再び降臨させるため、須佐神が生んだ怨霊の浄化をすることになった睡蓮だが、須佐神側のヤマトが見せる理想郷に、倭の民衆は随分救われている様子だった。 太秦率いるハヤトの一員として暗躍しつつ、睡蓮は夢を介して大御神の言葉を貰いながら浄化を進めていくも、それは時として、須佐神によって病魔から解放された者や、息を吹き返した者の命、そしてその家族の幸せを奪うことに等しかった。 心が折れそうになっても、身の危険にさらされても、健気に振る舞う睡蓮に、使婢たちは次第に心から信頼を置き、惹かれていく。しかし両親を事故で失っている睡蓮の気持ちを察する昂は、ハヤトの思想に疑念を抱いてしまうようになり……。 太陽の昇らない幻想的な異世界で、一人の巫女と使婢たちが織り成す和風ファンタジー。 ※表紙は、Picrewの「こんぺいとう**メーカー」様で作成しました。 小説家になろう・ラノベストリート、魔法のiらんどにも掲載しています。

    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:40分

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  • 昔噺冒険譚 カミノイイナリ―神之衣稲荷―

    昔話を用いて邪を退く、神使を纏う者たち。

    26,900

    50


    2023年6月5日更新

    昔話を用いて酔いどれ神使、邪な神と戦え。 王道をこよなく愛する人のための和風冒険譚。 その日殺生石は割れ、古の封印が解かれた。 殺生石伝説。 青年と白狐の大蛇退治の伝説は永い時を経て風化し、やがて九尾の狐を封印する物語へと変貌を遂げていた。 さらに人々が持っていた神への信仰さえその殆どが失われたことにより封印さえ風化し、ある日とうとう殺生石は割れてしまった。 幾百年もの間、殺生石に封印されていたのは九尾の狐ではなく【八つの頭、八つの尾を持つ恐ろしき怪物】であり、怪物は邪な企みとともに、自らを【神】と名乗った。 邪な神は平和を司る十二体【子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥】の神使を自らのイイナリとして泥酔させ、各地で怪奇現象を巻き起こし、人々の不安と恐怖を煽った。 全てはこの世を我が物にせん為。 平和な世を築きあげた神、宇迦之御魂神は十二体の神使の酔を醒ます為、邪な神を滅ぼす為に【狐、狸、猫】の神使を遣わせた。 しかし、失われた信仰では邪な神どころか同胞たちにも敵わない。 そんな時、神使や神の力【神気】を豊富に持った人間たちが僅かに存在し三体の神使は彼らと強力しながら、十二体の神使にちなんだ古き語りをもとに、酔明けまで戦い続ける。 「来い、カミノイイナリども……」 「慎太郎、準備は良いな?」 「うん、行こう稲荷!」 その身に羽織るは、神之衣【神羽織】。 神の力に袖通すは神通し。 その姿、正に【神之装衣】なり。 酔いしれた同胞を古き語りで目覚めさせよ。そして、新たな信仰とともに失われた力を取り戻し、邪を祓い退け。 さあ、酔い醒ましだ。

    • 残酷描写あり

    読了目安時間:1時間50分

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  • カミツキ

    神の使いと神使に憑かれたもの達の話

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    2019年10月19日更新

    両親を亡くし、独りになった輝笑は、ある日負傷した狼と出会う。 困っている者を放っておけない輝笑は、狼を手当てしてあげることに。しかし、輝笑が手当てした狼はただの狼ではなかった。 神の使者もしくは神の眷族である神使だったのだ。 狼の神使に気に入られた輝笑は、ひょんなことから神使である霧幻と共に暮らす生活が始まった。 神使は力が強いほど、人型にもなれる。神使は、現世で形態をとどめるために、宿主となる人間を見つけなければならない。 だが、霧幻は輝笑を宿主にしようとはしなかった。それには、霧幻の過去に理由があった。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:10分

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