四界を舞う
霜花
現代/その他ファンタジー
長編
7話
8,891字
2023年2月19日更新
人と神様が織りなす三つの世界 人界、和界、荒界のお話。 この世界には人間が住む人界と神仏や精霊、善なる魂などが住む和界、悪しき、荒々しいものが住む荒界。それぞれが球状に広がっている。その三つの世界をまとめて三界と呼ぶ。 三界全てが重なり合う空間、幻界には三界の均衡や境界を守り維持している三界の管理者がいる。 数千年、三界の均衡は保たれていた。しかし均衡が崩れ、幻界の主は和界、荒界に眷属を集中し、人界は人間に神の力を分け与え、眷属の負担を軽減しようとある人間、空羽を連れてくるよう命じた。 空羽(くう)…普通の高校生。成績悪く、いつも友人達に助けてもらっている。後々面倒に巻き込まれるし、先祖がどうたらこうたら言われる。本人は俺にはどうしようもできないのに!とストレス 釉(ゆう)…友人としていつも空羽の面倒を見ているらしい。空羽には釉の面識はないが…。 幻界の主 イザナギ…自分の眷属がどんどん疲弊していくのに訳あって幻界から出れ無いので、眷属の負担を軽減する為に空羽を巻き込んだ。 オオクニヌシ…何かと貧乏くじを引きやすい。一番の巻き込まれた被害者。 一応、神様っていうスタンスでいるが高位の神様に対して苦手意識がある。。面倒を避けたいのに巻き込まれやすい。
読了目安時間:18分
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