独立学園の異端児
麒麟
現代/その他ファンタジー
連載中
長編
2話
3,146字
2021年4月3日更新
ーー20XX年。 突如、地球に襲いかかってきたのは未知の生物だった。 あらゆる生物を掛け合わしたような外見に、圧倒的な大きさ。 その強大なる力と、無惨に生命を奪う姿から “リスティア”と呼ばれるようになった。 リスティアが地球上の生物を殲滅するのは時間の問題……かと思われたとき、人類が新たなる力に目覚めた。 その力は“レリース”と呼ばれることになり、まさに常識外の力を発揮する力。 しかし、誰しも“レリース”を使えるわけではなかった。選ばれた者にしか使うことができない、それがレリース。 全てが王様でもなければ、全てが戦士になることはできない。 だがリスティアに対抗するために、 多くの戦士たちを作らなければならない。 そして作られたのが、 リスティアに対抗する組織が運営する非加盟国の特殊学園。 世界中の政府が唯一首を出せない機関であり、 まさに独立国家と称される学園である。 ーーそこに入学をした15歳の少年。 鳴神林之助(なるかみりんのすけ) 彼は、自身の家族をレスティアによって殺されていた。 誰よりもレスティアを恨む林之助。 しかし、林之助には隠されたある力が。 人類の存亡をかけた長い戦いが幕を開ける。
読了目安時間:6分
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