ある日、魔族の中から魔王が誕生した。 魔王は世界を闇に変えるために、魔界から人の住む世界、アストラルに侵攻してきた。 魔族の驚異的な力によってアストラルは徐々に闇に染まり、人類は窮地に立たされることとなった。そんな中、神々は人類を救うべく、七人の神を遣わした。神々の活躍により、魔族の侵攻を押し返し、遂には魔王を封印し、世界に平和を齎した。 だが、全ての魔族を排除したわけではない為、二度と人類の光の領地に侵攻できないように、神々の持つ聖剣を各地に散りばめ、結界を張った。 「魔王の封印が解かれるおよそ五百年。再び闇が侵攻するとき、台座から剣が抜かれ、聖なる光が輝くだろう」 神々はその言葉を残し、そして世界に平和が訪れた。 五百年後、ついにその時が来てしまった。 預言者エメリアによってアストリア王に魔王再臨が伝えられた。長い時を待ち続けた魔王はすぐさまに魔王軍を立ち上げ、再臨のときから数時間でアストラルに攻め入ってきた。 預言者エメリアの示したポイントで待機していた王国軍は先手を打ったのだが、長きに渡る平和によって王国軍の力は知らぬ間に衰退していたのだった。 訓練でしか戦闘経験のない兵士ばかりの王国軍はすぐ様壊滅し、王国に危機が迫っていた。 その時、彼らが現れたのだ。 女神オルレイヌによって加護を授かった伝説の剣セブンソードを手にする若き勇者たち。 新たな伝説が始まる。