「ここはどこだ? 私は、誰だ……?」 見ず知らずの森で目覚めた男は、肥大化した猪のような化け物に襲われていた。 命からがら逃げる男の目の前に、その少女は不意に姿を現す。 「…………」 少女は、男に対し何一つ喋らなかった。 少女を見捨てる事も出来ず、彼女を庇いながら化け物から逃げ続ける記憶喪失の男。 化け物を倒すため。そして己の過去を取り戻すため。 男は少女と協力し、この世界に眠る記憶へと触れるのであった。 これは記憶喪失となった主人公と、一言も喋らないヒロインによる『記憶』が紡ぐ異世界ファンタジー。 ※この作品は下記長編作品の読み切り版です。 こちらは短編で完結する物語へ改稿しております。 『この世界には私が眠っている。』※改題中 https://novelup.plus/story/350117898 ※この作品は以下のサイトでも掲載中です。 なろう https://ncode.syosetu.com/n0883ho/ ノベプラ https://novelup.plus/story/816266710 アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/novel/337904610/218612019 カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816927861901404064 読み切り版が気に入って頂けた方は、連載版もお読み頂けると嬉しいです。 少しでも面白い、期待出来ると感じたら、評価やブックマークを押して頂けると励みになります。
読了目安時間:20分
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