相沢修治は霊媒体質で、幼い頃から人には見えないものが見えていた。 ただ、それが原因で、人から気味悪がられたり、避けられたりなど嫌な経験をしてきたために、人と距離を取って生活するようになった。 そんな彼は、大学卒業の年に遭遇した事件によって、人生の大きな方向転換をすることになる。「自分の能力を、誰かのために役立てる」道を歩み始めたのだ。 そんな彼には、頼りになる相棒がいる。仕事先で出会い、彼と生活を共にすることになった幽霊の少女、リンカである。 二人は、依頼された事件を特異なやり方で解決へと導いてゆくのだった。 ホラーというよりファンタジーとして読んでいただければ、と思います。
読了目安時間:17分
この作品を読む