死後、転生した魔界にて、何者かの思惑で突然ほぼ無敵の身体を与えられた『地野改(ちの かい)』。 その身体は物理的な攻撃に対して金属音がするほど硬く、マグマや高電圧、高出力の光、猛毒や強酸、腐食ガスにも耐えられる超高スペックの肉体だった。 その上で与えられた『創成魔法』という特異な能力。 彼女は魔界で『アルトラ』と名を変え、その力を使って魔界を住み心地良くしようと画策する。 しかし舞台は真っ暗で外気温450℃の超々灼熱の大地。 住み心地は食からと作物を作り出そうとするも高温で燃え尽きてしまう。 それならと燃える木を作るが、収穫した実も燃えていた! 逆転の発想で大地を冷却しようと雨を降らせるも、その結果、大地が水没寸前に!? 更に自身の作り出した水を生む木によって村の水没を招いてしまうも、それを解決したそのひたむきさが認められ何と領主に担ぎ上げられてしまう! その後村のために尽力し、疑似太陽を作り、川を作り、生活基盤を整え、家を建て、銀行を建てて通貨制度を作り、魔道具を使った害獣対策や収穫方法を数々考案し、村は町へと徐々に発展、ついには大国にも国として認められることに!? 何でもできるけど何度も失敗する。 成り行きで居ついてしまったケルベロス、レッドドラゴン、クラーケン、元・書物の自動人形らと共に送る失敗だらけの魔界ライフ。 様々な物を創り出しては実験実験また実験。果たして住み心地は改善できるのか? ──────────────────────────────────────── 誤字脱字に気付いたら遠慮なく指摘をお願いします。 また、物語の矛盾に気付いた時も教えていただけると嬉しいです。 この作品は以下の投稿サイトにも掲載しています。 『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n4480hc/)』 『ノベルバ(https://novelba.com/indies/works/929419)』 『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/64078938/329538044)』
読了目安時間:39時間0分
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