人間の住む国サーフェリアの次期召喚師、ルーフェン。 召喚師一族の運命に辟易し、鬱屈とした日々を過ごしていた彼は、ある日、恩人である領主サミルの治める医療都市アーベリトが、財政難に陥っていることを知る。 ルーフェンは、その金策として、南方に追放されたリオット族を再び都市部に引き入れようと、宮廷魔導師のオーラントを巻き込んで動き出すが……。 闇の系譜の物語が、今、幕を開ける──! ◆本作は、銀竹による長編ハイファンタジー小説、闇の系譜シリーズの二作目となります。 こちらから読んでも話は通じますが、前作のミストリア編を読んでから来て頂けると世界観は掴みやすいかもしれません。 ◆他サイトで2015年1月~2018年2月に連載しておりましたが、この度移転してきました。 小説カキコ様の小説大会にて、サーフェリア編・上が2016年に銅賞、2017年に入賞しました。いつもありがとうございます。 ◆一部残酷な表現などありますので、苦手な方がいらっしゃいましたらご注意下さい。 イラスト、本文の無断転載禁止です。
読了目安時間:10時間39分
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