マッシリア王国の老騎士団長ジークフリート(65)は、折り合いが悪い若き国王から突然、職を解任されてしまう。嘲笑した態度で、解任を突きつけられた彼は、怒りに任せて、王都を出奔する。 しかし、国王は恩を仇で返すのように、刺客を送り込み、彼を暗殺しようとするのだった。 刺客を退けて、虚無感に襲われていた彼に、ひとりの若き女ギルドマスターが手を差し伸べた。 「一緒に世界を変えない?」と誘われるがまま、彼女と手を組んだジークフリートは、彼女が経営する弱小ギルドの受付係に任命されてしまう。 問題児だらけの弱小ギルドで、ジークフリートは長年の経験を生かして、落ちこぼれ冒険者たちの隠れた才能を見つけ出し、鍛え上げていく。 落ちこぼれだらけのギルドは、彼の指導によって、国内有数の大ギルドへと成長していくのだった。 若い冒険者に慕われた彼は、新しい仲間たちと幸せな第二の人生を送り始める。 その一方で、王国は、徐々に老臣を追放した弊害によって、自壊をはじめていき…… ※短期集中連載のスタイルで3~5万字くらいで完結したいと思います! よかったら、お付き合いください。小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿しています。 カクヨムさんの「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテストで最終選考(32/588)に入りました! 【作者が考える作品のセールスポイント】 1.長年の経験で見つけたダイヤの原石が大活躍 2.渋い紳士無双 3.底辺からの成り上がり&ざまあ
読了目安時間:1時間41分
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