夏の五題小説マラソン参加作品です。 連作短編となっておりますので、お口に合いましたら通してお楽しみください♪ 【秘密基地】「自称魔法使いと怪しい洋館」 夏休み前、小学生のユウヤは図書室で古めかしい本を拾う。 持ち主に返そうと、挟んであったメモに従い辿り着いたのは怪しい洋館。 そこで彼を出迎えたのは外国人の小さな男の子だった。 【打ち上げ花火】「ライバルは自称魔法使い?」 幼馴染のユウヤを花火大会に誘いたいミユ。 小学校は夏休みでなかなか会う機会もなく、ユウヤがちょうど出かけるのを見かけて、ミユはこっそり彼についていく。 たどり着いたのは怪しい洋館だった。 【浜辺の漂流物】「自称魔法使いと魔法道具制作」 夏休み、小学生のユウヤは魔法使いを自称する子供、ケヴィンの屋敷によく遊びに行っていた。 ある日、ケヴィンが魔法道具を作るというので、その材料を集めに浜辺へと出かけることになった。 【アイスコーヒー】「自称魔法使いと再会の約束」 ユウヤの十六歳の誕生日にカフェデートに誘いだしたミユ。けれど、肝心のユウヤはどこか上の空でミユの話には生返事ばかり。 実は、彼の誕生日にはミユとのデートとは別に、忘れていたもう一つの約束があった。 【宿題】「僕様は自称魔法使い」 夏休み、山のように出された宿題から逃げ出すことはできないものの、気晴らしに遠くの国、日本へと羽根を伸ばしに行くことにしたケヴィン。 現地の人との交流をレポートにするため、居住場所に一番初めに訪れた人をその対象とすることに決める。 かくしてやってきたのは、小学五年生の男の子だった。 ※内容は短編として投稿しているものとまったく同じです。 ※企画では童話ジャンルが対象外だったので、短編投稿の際は現代ファンタジーにしていました。 素敵な表紙イラストはhakeさん(Twitter ID→@hake_choco)が描いてくださいました! ありがとうございます!
読了目安時間:41分
この作品を読む