四十二歳のフリーライター江戸川剛(えどがわつよし)は突然異世界に迷い込む。 そして、最初に見たものは漆黒の巨大な竜。 彼が迷い込んだのは迷宮の最深部、ラスボスである古代竜、エンシェントドラゴンの前だった。 しかし、竜は彼に襲い掛かることなく、静かにこう言った。 「我を倒せ。最大限の支援をする」と。 竜は剛がただの人間だと気づき、あらゆる手段を使って最強の戦士に作り上げていった。 一年の時を経て、剛の魔改造は完了する。 そして、竜は倒され、悲願が達成された。 ラスボスを倒した剛だったが、日本に帰るすべもなく、異世界での生活を余儀なくされる。 地上に出たものの、単調な食生活が一年間も続いたことから、彼は異常なまでに食に執着するようになっていた。その美酒と美食への飽くなき追及心は異世界人を呆れさせる。 魔王ですら土下座で命乞いするほどの力を手に入れた彼は、その力を持て余しながらも異世界生活を満喫する…… ■■■ 基本的にはほのぼの系です。八話以降で、異世界グルメも出てくる予定ですが、筆者の嗜好により酒関係が多くなっています。 また、酒好きの種族(ドワーフ)が出てきます。 ■■■ 小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにも投稿しております。 ■■■ 本作品につきましては、アルファポリス様にて書籍化が進んでおります。 タイトルはほぼ同じ「迷宮最深部(ラスボス)から始まるグルメ探訪記」となる予定です。 アルファポリス様のルールにより、本サイトより削除することとなります。削除は3/20頃を予定しています。 これまで応援ありがとうございました。