青春リスタート

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  • 白雪さんは漫画家になりたい

    『ピックアップコン』応募作品です

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    2022年8月17日更新

    とある理由で漫画専門の編集プロダクションを辞め、自暴自棄になり、自堕落な生活を送っていた響政宗(ひびきまさむね)。27才になった彼は、フリーター時代の友人と一緒にファミリーレストランにいた。 響とその友人の会話は、『どうして編プロを辞めてしまったのか』について。確かに漫画編集は好きだったし、天職だとも感じていた。しかし、辞めざるを得なかったのだ。ひとつのケジメをつけるためには。 と、そこに。響とその友人の会話に、突然割り込んできた人物が。 その人物はブレザーの制服をまとった、一人の女子高生だった。 彼女の名前は、白雪麗(しらゆきうらら)。眉の上で切りそろえられた前髪が印象的な、すとんと落ちる綺麗なセミロング。大きな窓から差し込む陽が当たり、髪は薄っすらと茶色味がかっていた。 響が抱いた白雪の第一印象は、「可愛らしい女子だこと」、という感じ。顔立ちはまだあどけなさを残し、しかし、とても美しく整っていて、彼女はまさに子供と大人の中間に立っていた。 そんな彼女が、むさ苦しい男二人の会話に突然割り込んできたのだ。 「あ、あの! わ、私の漫画、読んでもらえませんか?」 突然のお願いに響は少々驚いたが、しかし彼女の話を聞いた末、響は一人暮らしの家事を手伝ってもらう代わりに、白雪の漫画の担当編集的な役割をになうこととなる。 が、しかし。 恋愛漫画家になりたいという白雪だったが、リアルの恋愛経験は皆無だった。 そこで、漫画にリアリティを求めるため、白雪は響に恋人のように接してみてほしいとお願いをする。 時には手を繋いで散歩をして、時には遊園地にデートに行って、時には一緒に料理をして。そんな『疑似』恋人生活を送るようになった。 これは27才のダメ社会人と、漫画家を夢見る17才の女子高生、そんな二人の年の差ラブコメです。

    読了目安時間:1時間44分

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