大学受験に失敗した私は専門学校へ。 取り敢えず進学した。 でも私は早く一人暮らしの為にと行動する。 そんな将来すらも、もう何だか良く判らない中。 いきなり異世界へ。 そこは異世界の『ウルガ帝国』だった。 また皇帝でもある『レオルド・ザンデリス・ウルガ』と出会う。 そして『提案』を受けて私も元の世界へ。 同時に全く知らないウルガ帝国での生活も始まる。 今度は神様と? 魔法すら当たり前な異世界と? 私は何も知らないのに… まさか『私の事』を? しかも『愛されてる』と? その理由も判らないけど… あぁ、私もだよ。 初めて神様を知った。 だから神様へと祈ったけど… でも違うよ!! 初めて知った愛も、真実も、神様も… だったら私が、全てを。 本当に愛されてると言うなら祈ろう。 何も出来ない、知らない私が、愛されたのなら… この世界も、全ての世界すら祈ろう。 もう祈りと言う『願い』だけど。 私の『祈り』も決まった。 これで『最後の祈り』にしよう? もう、きっと誰も泣かない。 神様だって悲しまない筈でしょう? ************************** 全ての世界に居る神々すら愛した『少女』が、祈る。 それは誰よりも『優しい祈り』と言う『願い』へ。 誰よりも、何よりも、愛するからこその想いへ。 神々すら初めて聞いた… あぁ、愛し子の優しい祈りを、願いを。 そして私達も必ず、愛し子の為にと誓おう。 異世界でも愛されたならばと… 一人の少女、その軌跡を。
読了目安時間:7時間26分
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