常にヒトの側にいる動物、馬。 時に荷を運び、時に散歩の足となり、狩やスポーツの際にも、ヒトとの見事なコンビネーションを見せてくれます。 悲しいかな戦争の歴史においても、言うに及ばず。 機械化が進み、現代の生活のほとんどにおいて馬力を必要とはしなくなったものの、多くはスポーツや趣味の分野において、乗馬クラブや牧場、イベントなどで、彼女たちと深く関わることができます。 そんな馬たちに敬意を表して、この作品をお届けします。 乗馬には様々なスタイルや流派があります。 その中で本作は、和式馬術に則っています。 和式馬術: 日本において、武士たちにより発展したと言われる馬術です。 馬は、小型の在来馬。 重い甲冑をつけていても馬に負担をかけず、かつ、戦闘に適した乗り方です。 なお、拙作「スケーティング弓術部ニーケ」のスピンオフ、クロスオーバーではありますが、本作だけでも楽しめるかと存じます。 SF的要素あり。
読了目安時間:1時間1分
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