「魔法のお守り」短編小説コンテスト参加、同一形式で5アイテム執筆予定(だった)。 コンテストには間に合わないけど書きたいなぁ。 とある魔法のある世界、とある雑貨屋。 普段遣いのペンやインクに羊皮紙、ちょっとしたリボンや布に針や糸から、回復ポーションや護符、魔道具まで。 店主は錬成士でもあるので、お手製アイテムを並べたり、魔道具の解析をしたりもしています。 錬成したもの、解析したもの、あるいは噂にしか聞いたことのないもの。 自らの軌跡を記すために。そしていつか世界で一つしかないような魔道具に触れ、またそんな魔道具を錬成するために。 これは店主が羊皮紙に書き連ねた『ただのメモ』です。 以下、今回のアイテム【煌めきのクリスタルオーブ】についてコンテスト公式ページより引用です。 初めて魔法を授かるときに使用するマジックアイテム。魔力が覚醒していない者のみに反応するようになっており、両手で触れるとオーブの中の魔石たちがほのかに煌めき、その中の一つだけが触れた者と共鳴する。共鳴した魔石を手にすることで魔法を使えるようになる。
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