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  • 12神の争覇は少女の戦いと共に革新する

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    異世界ファンタジー・連載中・40話・107,140字 戸﨑享

    2021年1月15日更新

    『彼女は恋をして、その恋のために命をかけてでも戦う』 万能粒子テイル。おとぎ話の名を冠するそれは、己の頭に浮かべる想像を現実で形とする機能をもつ万能粒子。人体の中で生成されているにも関わらず、これまで誰にも知覚されていなかった未知のエネルギー粒子だった。 万能粒子は人々の明日を拓く力となる。そう信じて、発見者はその粒子の存在を公表した。その馬鹿は分からなかったのだ。『想像を現実へと変える』力とは、世界を滅ぼし打る力そのもの、ファンタジーの世界にありがちな魔力よりも、たちが悪いものだと。 テイルの発見の後、100年続く暗黒時代の直前。その様子を語った最後の記録がある。 『この世界に神が生まれてしまった……。人間が太刀打ちできる存在じゃない! きっと、この国は神の支配する魔境になる』 ある島国は『倭』と呼び名を変え、予言通り、八百万の〈人〉が存在する魔境となった。 倭を分割して統べるのは2人の善神の末裔、2人の中立神の末裔、そして8人の邪神の末裔の12柱。彼らは人の形で生み出された現代の神〈現神人《あらがみびと》〉であり、通称〈人〉と呼ばれる存在。 善悪は人間側から見て判断されたものだ。彼らは配下の〈人〉と共に人間を支配下に置き、己の治世で倭を統一するために、相容れぬ他の神との戦いを続けている。 12の神の末裔たる〈人〉は、未だ他の神を殺すに至らず、天下統一を成し遂げてはいない。しかし、その均衡と安定は13番目に誕生する悪なる女神と、彼女と戦う紅色の英雄を中心に破られることになる。 『紅色に染まった蝶』――それは特異点たる少女の選択が歴史を動かす瞬間―― 〈人〉の管理する孤島で生まれ育った人間の少女、明奈。彼女もまた〈人〉のために尽くす存在となるはずだったが、明奈を臣下に迎えたのは〈人〉ではなく人間の少年2人だった。 彼らに特別な感情を抱き生きる意味を見つけた明奈は、主である少年の敵となった〈人〉、そして悪たる〈影〉との戦いへとその身を投じていくことになる。 彼女は知らない。己の恋がいかに重いものだったかを。そのために戦うと誓った彼女の決意と選択が『倭』の未来を変えることになると。 ※小説家になろう カクヨム ノベリズム アルファポリスでも掲載中 ※作者Twitterで活動情報等のお知らせをしてます→@TT_againsthuman