AMG夢コン参加作品です。 高校3年生の夏、夢子はクラスで1人だけ進路希望のプリントを出していないことで、ある日の放課後に担任の先生から呼び出されます。今までプリントを無くした、或いは忘れたと言ってのらりくらりと交わしていた夢子でしたが、もうすぐ三者面談ということでバイトを休み先生と話し合います。しかし何でも話していいと言う先生の質問に上手く答えられず、夢子はぐるぐると考えながら帰路につきます。辿り着いた先は小さい頃、夢子がよく遊んだ公園でした。暗い空の下、ブランコを漕ぎ自分の今までを振り返る夢子は、けれどもやっぱりどうするか決められずにスマホをいじり出します。その時たまたま開いた1つのウェブサイトに、夢子は心を揺さぶられるのでした。
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