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  • 大正伝奇物 in 女学校(百合あります)

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    歴史/時代・連載中・18話 鳥越ホクト

    2019年11月13日更新

    大正九年東京市。鳥の異能を持つ少女が、女学校でお姉様やら妖怪やらにほっとかれない話です。 カラスの翼を持つ少女――飛鳥きふ(愛称Q)は人生の岐路に立たされていた。 札幌での家族四人の暮らしはもう続けられない。 第七師団の父はシベリアに出兵した。母は妖憑のせいで神戸に行ったきり帰って来られない。 そして兄が獣憑との共学校の寄宿舎に入ってしまった。もう家族は誰もいない。 Qはひとりぼっちになったのだ。 そして決めた。帝都に居る祖母からの勧めで耶蘇教の女学校を受験することに。 叶わなかった家族との生活の代わりに心ときめくS(ほぼ百合)が待っている女学校への入学を目指すQ。 だが、その前に障害が立ちはだかる。 帝京には結界が張られていて妖怪の侵入を防ぐようにはなっているが、結界内で死んだ人が悪霊や動物霊になってしまうのは防げない。 そいつらは生前の記憶を持たず、ひとびとに悪さをする存在となりさがる。 ひとに憑き、その人と周りを不幸に陥れてしまう。 そんな良からぬものに対処できる大人は戦争や抗争にかかりっきりだ。 誰が帝京にはびこる妖憑を撃ち祓うえようか? 「武蔵七宮廻れば七里、空は七空、七迦楼羅。太陽の化身たる高知能な烏さん。神烏と家都美御子大神を守護神とする飛鳥きふです。ちからを貸してください。高周波活性旭光耽極《サンライズ レイヴン》」 数え十四の鳥憑乙女がやるしかない。 妖憑の元となる浮遊霊や動物霊の発生を防ぐために、夜な夜な帝都上空を巡回し。 動物霊に憑かれた妖憑たちを時には扶け、ときには滅す。 もちろん女学生たちとの憩いのひとときは無碍にはしない。当然だ。 そして三年と半年ちょっとののち、帝京に襲いかかるは未曾有の大災害である関東大震災!!! これは非情な運命に抗い、数々の障害を打ち破り、楽しい女学校生活(百合の園)を確保したらんとする飛鳥きふ(Qちゃん)の物語である。 (プレオープン時より『鳥憑処女奇想譚』のタイトルで連載していましたが、令和元年10月20日に改題しました)