ほんのすこし複雑な事情の家庭環境で育った鹿戸朝陽。 その事情のひとつが、血縁関係のない隣家の嶋柳家と姉弟のように育ったことである。しかし、当人たちにとってはささいなことでなんてことのない日常が続いている。 夏休みが入ったその日、朝陽の幼馴染であり嶋柳家の長男で末っ子の嶋柳優希が姿を見せなくなった。 突如として訪れた日常のズレ。違和感を覚えながらも1週間が過ぎた。鹿戸家に訪れたのは謎の美少女。 彼女は、いや、彼は朝陽の幼馴染『嶋柳優希』だった。 鹿戸朝陽と嶋柳優希に日常に訪れる変化は彼らにどのような影響を与えるのか――。 それは友情か愛情か、近すぎてお互いの気持ちに気づけないラブコメディ。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※小説家になろうさまにも投稿しています。
読了目安時間:1時間22分
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