パラレルワールドの太陽系での出来事。 ホルストの組曲『惑星』の曲の順番で惑星が舞台になる。(地球→火星→金星→水星→木星→土星→…) 地球のスラム街にいる子ども達。赤銅色の髪を短く刈って男の子のふりをして生き延びている少女ミリーがいた。旅の偉丈夫が訪れて、ミリーを火星へ連れてゆく。 火星は王政で、王宮に売られたミリーは、瞳がエメラルドのようだと「ミリー・グリーン」という名になる。 土星の武器商人ロカワ氏に見初められて、薔薇の茂みで襲われそうになるが、すんでのところで義理の兄ケインに救われる。 火星と金星が戦争になる。 金星からの攻撃艇か撃墜されて、その中からひん死の少女メイをミリーは助ける。 金星では、一人の青年が廃墟のベランダのカウチに寝そべってミリーが金星に来ることを予知夢で見る。青年は女顔で義理の妹の名前「リルリア・パル」を名乗っている。 ミリーはメイと一緒に金星に渡る。金星の攻撃隊と合流して作戦を練る。 ミリーはリルリアに惹かれる。 火星に送り込んだ密偵によってロカワ氏は幽閉され武器供給がストップする。 火星と金星の間で和平交渉の場が持たれる。 リルリアが火星の王を殺害。十三月革命を起こす。 リルリアと入れ代わってミリーが「十三月革命軍総指揮者金星のリラ」を名乗り、革命軍を煽動する。リルリアは「義理の妹と水星に行く」と言い残して去る。 革命後、ミリーはメイと一緒にリルリア達の消息を訪ねて水星へ行くが、脱出したロカワ氏と対決することになる。