連載中 短編

余焰

作者からの一言コメント

仲間の失敗を励ます裏でどこか安心している

今をときめく脚本家は、その界隈の玉座にいた。誰もがもてはやし、彼の作品に豪雨のような握手を浴びせた。 当然、彼はその世界に誰よりも満足していた。 「もっと褒めろ」 「もっと讃えろ」 しかし、その世界はほんの一瞬で崩壊した。 とある脚本家の手によって、まるであの頃が一夜の宴だったかのように。 彼の胸の中に黒い炎が渦巻いた。 なす術もなく、彼はあの煌びやかな玉座を譲ってしまったのだ。 何がムカつくって、実際あっちの作品の方がずっと優れてるってこと! このままじゃいけない。 このままじゃあってはいけない。 そんな彼が、かつての世界を取り戻す物語。

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作品情報

作品名 余焰
作者名 0秒小町
ジャンル 文芸/純文学
タグ シリアス 男主人公 現代日本 三人称視点 短編 嫉妬 創作 脚本
セルフレイティング なし
初掲載日 2020年8月1日 19時37分
最終投稿日 2020年8月8日 22時11分
文字数 5,088文字
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