文芸/純文学 短編 完結済
読了目安時間:37分
総エピソード数:15話
今をときめく脚本家は、その界隈の玉座にいた。誰もがもてはやし、彼の作品に豪雨のような握手を浴びせた。 当然、彼はその世界に誰よりも満足していた。 「もっと褒めろ」 「もっと讃えろ」 しかし、その世界はほんの一瞬で崩壊した。 とある脚本家の手によって、まるであの頃が一夜の宴だったかのように。 彼の胸の中に黒い炎が渦巻いた。 なす術もなく、彼はあの煌びやかな玉座を譲ってしまったのだ。 何がムカつくって、実際あっちの作品の方がずっと優れてるってこと! このままじゃいけない。 このままじゃあってはいけない。 そんな彼が、かつての世界を取り戻す物語。
総エピソード数:15話
投稿日2020/8/1 19:37
投稿日2020/8/3 22:18
投稿日2020/8/4 22:50
投稿日2020/8/8 22:10
投稿日2020/8/18 0:07
投稿日2020/8/21 23:40
投稿日2020/8/26 23:38
投稿日2020/8/28 19:21
投稿日2020/9/2 21:15
投稿日2020/9/25 23:38
投稿日2020/11/19 22:18
投稿日2020/11/28 11:46
投稿日2020/11/28 21:00
投稿日2020/11/30 10:38
投稿日2020/11/30 10:39
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令和の大学生、平塚恭志は突然明治時代の少年の蕗谷恭介となってしまう。彼の双子の妹柊乃と母のそよを、何よりも自分の身を護る為この知らぬ明治時代の地で暮らす事になる。 歴史を変えないように、動き始める恭介。生活のため、アルバイトをしていた洋食屋の経験を生かして店を開こうと、先祖代々語られていた『宝の場所』を捜索すると、そこには―― 近所の陸軍駐屯地にいる、華族の薬研尊とその取り巻き達や常連たちとの、『アヂサヰ亭』での日々。恭介になった恭志は、現代に戻れるのか。その日を願いながら、恭介は柊乃と共に明治時代と大正時代に生きて『アヂサヰ亭』で料理を作る。 どこか懐かしく、愛おしい日々。思い出の、あの料理を―― この物語はフィクションです。時代考証など、調べられる範囲できちんと調べています。ですが、「当時生きてないと分からない事情」を「こうだ」と指摘するのはご遠慮ください。また主人公目線なので、主人公が分からない事は分からない。そう理解の上読んで下さるようお願いします。 表紙イラスト:カリカリ様 背景:黒獅様(pixiv) タイトルフレーム:きっち様(pixiv) 参考文献 日本陸軍の基礎知識(昭和生活編):藤田昌雄 写真で見る日本陸軍兵舎の生活:藤田昌雄 日本陸軍基礎知識 昭和の戦場編:藤田昌雄 値段の明治・大正・昭和風俗史(上・下):週刊朝日 三百六十五日毎日のお惣菜:桜井ちか子 洋食のおけいこ:メェリー・エム・ウヰルソン、大町禎子 明治大正史 世相篇:柳田 国男 鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧:大正はいから同人会 食道楽:村井弦斎、村井米子
読了目安時間:3時間33分
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【日間総合1位、異世界ファンタジー日間1位になりました!】 【HJ小説大賞2020後期、最終選考!】 ※現在小規模な改稿中です! かつて無限世界の構造に異を唱え、絶対者たちに唯一反旗を翻し、永遠の闘争に身を置いた戦士がいた。 神々の不都合を封じた『永劫回帰獄』の黒い炎を纏い、封じられた戦士たちの力と武器を揮う闇の存在、ダークスレイヤー。 しかし、いつしか彼は忘れ去られ、その戦いも伝説として忘却されつつあった。 一方、緩慢に滅んでいく無限世界の中で、唯一『永遠の地』と呼ばれる異世界ウロンダリアでは、八百年前の大戦を最後に訪れた長い平和に、不穏な退廃が漂い始めていた。 全てが漂着するとされるウロンダリアにおいて、ことさら特殊な漂着者とされる『眠り人』。 二十人を最後に永遠の平和が訪れるとされていた予言は破られ、二十一番目の『眠り人』とされる男が流れ着く。 彼を目覚めさせるのは『眠り女』と呼ばれるさまざまな種族の女性たち。 やがて目覚めた男は何を見、何と戦い、何処へ行くのか? 妙に多い美女たちの謎と、彼女たちとの関係は? 囁かれる『時の終わりの大戦』とは? これは、神と人の時代の隠された断絶と、我々が忘れた戦士の物語。 ※総文字数は350万字を超える予定です。 ※大長編なので、所々に単発エピソードを置いています。『※単発』とあるエピソードは話の進行に関係なく読めます。 広大な異世界ウロンダリアの沢山の物語の一つにして最重要エピソードである、『ダークスレイヤーの帰還』をピックアップした物語です。 政治・文化・言語まで設定された世界を舞台に、素敵なヒロインたちと硬骨な冒険が続いていきますが、やがて物語は多くの他の異世界や無限世界全域の問題を浮かび上がらせていきます。 ※各章話の予定はその項をご覧ください。
読了目安時間:44時間5分
---------------- 【作者が考える作品のセールスポイント】 1.鬼気迫る、ライバルやフロアボスとのバトル! 2.スローライフ感ある、楽しいおひとり様生活♪ 3.気になる男の子との、淡い恋物語♡ ---------------- 某商社勤務の『佐々木要(ささき かなめ)』は、ブラックなその業務に辟易としていた。 そんな要の生活の前に、謎の浮遊ダンジョン『エデン』が現れた。そこへは望めば誰もが渡れるという。 悩むことなく『エデン』へ渡った要は、アイテムの見分け方を偶然知って、アイテムを集めまくる。そして上がったスキルポイントをLPに全振りした。 だが、仲間がいないのはさびしかった。そんな、独り孤独に思っていた要の前に現れた2人組に、要はいろいろ尽くしたはずなのに、殺されてしまう。集めたLPも減らされ、お気に入りのアイテムも奪われ、もういろいろと底をつきそうだ。 どうなるの? どうするの? 要ちゃん! 【表紙イラストは『きのぽさん』に描いて頂きました! 本当にありがとう!!】
読了目安時間:24分
かの名著『嵐が丘』に端を発する一連の思考実験の結果生まれたライトノベルです。 異世界冒険空想科学ファンタジーになりました。 押川春浪の冒険小説『海底軍艦』とは全く関係ありません。 〈MU〉と呼ばれる異世界と戦艦が戦います。 主人公は「御神体」と呼ばれる能力を使役する力を持っている巫女です。 その力の結晶を狙って、色んな勢力が襲ってきます。 女王ヒミコや太陽神ラー、オーディン王に巨人族……。 空海や竹取の翁などが味方します。いわゆるでたらめファンタジーです。
読了目安時間:1時間36分
作者からの一言コメント
創作する人の嫉妬をテーマに書きました。