恋愛/ラブコメ 長編 完結済

僕が死んでから初めて好きになったのは、僕を殺した人でした

作者からの一言コメント

初恋は、人にも幽霊にも平等に訪れる

僕は、実家を出る。 ここまで、育ててもらったのはありがたいけれど、これ以上父の望む生き方は続けられない。 例えどんなに周りからみて惨めな生き方に見えたとしても、人に謝り続ける人生だとしても、他者を踏みにじるような生き方は、したくないんだ。 大丈夫、僕には優しい恋人もいる。きっと、なんとかやっていける。 でも、僕は甘かった。 実家を捨てた僕を、彼女は捨てた。 僕の価値は実家にしかなかったらしい。 仕事にも生きることにも疲れてきたある日の仕事帰り、僕は争う一組のカップルに出会った。 単なる痴話喧嘩じゃない。それは見事な殺し合いだった。 僕は女が男を殺す、殺人の目撃者になった。 女は冷静に僕の命もたった。 ああ、やっと終われる。そう思って天に上りかけていた僕は強烈な力で引き止められた。 僕は見てしまったんだ。僕の血で濡れた美しい彼女の顔を。 僕は天に昇っている場合ではなくなった。 僕は僕を殺した彼女に恋をした。

前へ

次へ

前へ

次へ

新着応援レビュー

もっと見る

作品情報

作品名 僕が死んでから初めて好きになったのは、僕を殺した人でした
作者名 地辻夜行
ジャンル 恋愛/ラブコメ
タグ シリアス 現代日本 R15 背後霊 報われぬ恋 男主人公 殺し屋 恋心 一人称 HJ大賞2020後期 恋愛 ホラー
セルフレイティング 残酷描写あり
暴力描写あり
性的表現あり
初掲載日 2020年3月29日 21時52分
最終投稿日 2020年12月18日 1時43分
完結日 2020年12月18日 1時42分
文字数 96,639文字
ブックマーク登録 29件
コメント 48件
スタンプ 149件
ビビッと 16件
応援ポイント 113,200pt
ノベラポイント 530pt
応援レビュー 2件
誤字報告 受け付けています

ページの上部へ

読者のおすすめ作品

もっと見る

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • 犯した罪が消えないなら、せめて

    ♡9,510

    〇100

    恋愛/ラブコメ・連載中・136話・165,391字 星野 優杞

    2021年1月21日更新

    このお話は小説家になろうからの転載です。そちらでは完結してますが、こちらで少しずつ投稿していってみようと思います。 私は魔王。明日、人間たちに宣戦布告をする。 緊張はあるが、気分は良かった。 そう――――― 自称勇者が寝室の窓ガラスを割って侵入してくるまでは。 から始まる勇者様と魔王ちゃんのお話です。 一応明るいテンポでラブコメを目指しています。 勇者様は2週目なので1週目で色々あったんですけど勇者様がそれをしばらくまったく説明する予定が無いので魔王ちゃんたちはそれを知らずに物語が進みます。最初の方は勇者様が2週目なのは勇者様と読者様しか知りません。 たまにちょっとシリアスになったり、真面目になったりしますが、ギャグメイン時々恋愛なノリで書いていきたいと思います。4コマ漫画みたいな感じを小説で出したいなーと思いました。ショートでセリフ多めで書いています。 たまにちょっとシリアスになるところで、ちょっと残酷な描写があるかもしれないので念のためにその辺りのキーワードをつけておきます。

  • ビターな切なさにコメディーをブレンド!

    ♡14,600

    〇0

    恋愛/ラブコメ・連載中・28話・96,827字 十色ナウロマンティック

    2021年1月21日更新

    色々あり、久しぶりの長編ラブコメになります。 テーマは『秘め事』。それと『複雑』と『シンプル』です。 一日一話、19時更新になります(変更する可能性もあります、ご了承ください)。 常にストックのある状況にして、更新は滞らせたくないです。 全力で、思いっ切りエンタメしてみせます! あと、Twitterやってます。基本的に夜呟いていたり。 良かったら気軽にフォローしてください、フォロバさせていただきます。 @toiro_now ※カクヨム様、エブリスタ様にも同作を公開中です。 【あらすじ】 高校生になって一週間が経った、多田野信長(ただののぶなが)。 彼はクラスの中で今日も一人ぼっちだった。理由は明白、口下手で人見知り、その上目つきが悪すぎる極悪人面。そのせいで、クラスメイトからは『怖いやつ』と勘違いされて距離を置かれていた。本当は心優しい気弱な少年だが、今日も友達ゼロ期間を更新せざるを得なかった。とてもナイーブで、とにかく傷つきやすい性格の彼は、そんな状況に今日も落ち込んでいた。 そんな彼でも。 ボッチはボッチなりに、入学一週間もすればクラスの状況は把握できた。 誰がクラスの人気者なのかも分かってきた。 中でも突出して目立っていたのが、恩田綺咲(おんだきさき)という女子。彼女はとにかく美少女だった。しかも顔がいいだけじゃない、頭も良く、運動もでき、少し勝ち気ではあるものの、性格までいいときた。多田野は人気者の彼女のことを羨ましく思っていた。 そんな中、教室に来訪者。隣のクラスの田村姫(たむらひめ)だった。 彼にとって、この学園生活の中で、唯一喋ることができる相手。心のオアシス。だが多田野信長は、田村姫を友達にはあえてカウントしない。何故なら彼女は、多田野の幼馴染だったから。友達を超えた、大切な親友だから。宝物だから。 それから色々ありはしたが、結局その日も友達はできず、複雑に悩み、考え事をしていたら、あっという間に下校時間がやってきた。 彼は昇降口まで降りて下駄箱を開けた。 しかしそこに、いつもとは違う、見慣れないものが。 それは、薄い水色の封筒に入った一通の手紙だった──。