SF 短編 完結済
大学教授が後頭部を殴られ負傷した事件の捜査のために、内閣官房から特命を受けた松永冬至が、北根津署に派遣されてきた。 パートナーを組むのはRデンカの愛称のロボット刑事。容疑者はロボットの女性。 しかしロボットが人間を傷つけるなど、ロボット三原則からいってありえないことだ。 シンギュラリティを間近に控えるなか、松永とRデンカは事件の調査に乗り出す。 真の犯人はどこに……。 ※作中のロボット三原則は、「われはロボット〔決定版〕」アイザック アシモフ作、小尾芙佐訳、Kindle版、を出典としました。
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投稿日2020/5/31 19:46 文字数3,898文字
投稿日2020/5/31 19:46 文字数2,901文字
投稿日2020/5/31 19:46 文字数2,807文字
投稿日2020/5/31 19:47 文字数3,072文字
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2021年1月16日更新
蝦夷梅雨も終わりかけの北の大都会・札幌。休学中の美大生である宇津木詩音はこの街で酒と性に溺れる生活を送っている。ある日、詩音は不倫相手の内田恭子に連れられて行った居酒屋で浅村佳澄と出会う。そこで忘れてしまったライターを返され会話をした日からしばらくの後、土砂降りの中で傘も差さずに立ち尽くす喪服姿の佳澄を見つける。 詩音は幼少期に一冊の画集を手にしてから降り頻る雨の中でキャンパスに描かれる少女性を見つめ続けていく。佳澄、恭子、妹の詩乃、そして真珠の耳飾りの少女。 これは宇津木詩音が画集を手に入れてから手放すまでの、そして詩音が描く少女たちの物語。 「君と見た夏の海」 第一景 ※作中には一部、未成年者の飲酒・喫煙・不純異性交友シーンが含まれますが、それらの犯罪行為を助長する意図はありません。あくまでも小説上の演出であることをご理解ください。
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2021年1月20日更新
AIが対処できる業務内容。プレイヤーとほとんど変わらない立場。ただAIたちにいじられる日々。管理人(バイト)の少女は思っていた。 これ私いらないんじゃね、と。だったら普通にゲームやりたいよ、と。 だが、平穏を望む少女の思いとは裏腹に目覚めるワールドエネミー。化け物じみた反射神経によるプレイヤースキル。管理人なのに大ボス討伐に挑んでいる現実。偶然出してしまったユニーククエストから連鎖するユニーク。何故か仮想現実で起爆する幼少期からの因縁。 それらが絡み合って、少女はズルズルとゲームの最前線のさらに先へ引きずられていく。管理人なのに。 *小説家になろう様でも先行投稿しています。 *投稿分に追いつくまで一日複数回投稿しています。
2021年1月17日更新
あらすじ 姫様は奴隷となり、お金を一番にする「お兄ちゃん」に買われた。初仕事は夜の勤めだと!? 今年は丁度地球暦1000年だ。 地球はとっくに一つの国に纏められた。 現象発生装置(GHS)という魔法道具のようなものも、遠い昔からずっと存在している。 私、杏(あんず)は国王である金吾(かねご)兄さんが一番好きだった。 でも三年前、兄さんはキノコ曇の中で消えってしまった。 私も、この「国」の真の主であるテルースグループの元で奴隷になった。 そう。「憲法」に禁じられたはずの奴隷だ。 でもこの世界では、お金さえあれば何でも出来るね。 いっそ兄さんに追い掛けて行こう、と思ったけど、最愛の兄の言葉を思い浮かべた。 そして頑張って生き続けて、笑顔で幸せを求めると決めた。 この世で幸せになる為、お金は一番だね。 だからあの日、私の一番好きなものがお金になった。 あれから、私は「奴隷教育」を受け続け、ご主人様の為に色んなことができるようになった。 この身の価値を上げる為。 そして今夜、私はとうとう競りの商品になった。「夜の奴隷」として。 そして、もう落札のはずだったのに、突然正体も知らない誰かは大金を振り込んでくれて、私のご主人様となった。 「最初の仕事は夜の勤めでございます。どうかお心構えを」 うう…… これからどうなるでしょう。 新しい世界に入った私は色んな人と会った。 変な……個性的なご主人様とか、女装した医者さんとか。 更に意外の場所で幼馴染と再会した。 そして段々世界の真実を知った。 例えば、この世界の本当の法律。 そして私は普通の人間ではなく……
作者からの一言コメント
ロボット三原則xシンギュラリティ