完結済 短編集

R.V.169

作者からの一言コメント

6つの場所と時代で紡がれる「孤独」

日本語訳:大原 佳奈 #1 I Got Rhythm 時は西暦2150年。NASA主導の下、火星付近に「コロンブス・コロニー」が建設された。主人公のゴートは、地球と火星の間に点在するサービスエリアの建造に携わる作業員。ある日、ゴートの暮らす作業船が突然暴走を始める。宇宙空間で、たった一人のサバイバルが始まった。 #2 Bullet For My Valentine 現代のイギリスが舞台。主人公の男JBは、引退を目前に控えた老練の殺し屋である。「組織」に所属し、齢60になるまでの半世紀近く、ひたすらに人を殺めてきた。引退を前日に控えた彼は、「やり残したこと」を完遂すべく、再び銃を取った。 #3 Bring Me The Horizon 現代のニューヨークが舞台。主人公の男(俺)は、タクシーの運転手。雨がそぼふる金曜日の夜、一人の女性客が彼のタクシーに乗り込んできた。目的地を訪ねると、思わぬ答えが返ってきた。 #4 Study in Brown 江戸時代の日本、小さな藩の奉行所に務める大庭征四郎(おおばせいしろう)は、上役の命令で二上山へ赴く。山の頂に近づくにつれて、吹雪は強まるばかりだった。征四郎は一軒の小屋を見つけて、暖を取ろうと考えた。彼が目覚めると、眼前には巨大な熊が眠っていた。 #5 Painkiller そう遠くない未来の話。人型兵器:アサルト・トルーパー《AT》が、陸上戦闘の要となって久しい時代。主人公の「私」は、士官学校でATの教官を務めている。生徒の前では威厳を保っている「私」だが、じつは一度も実践経験がなかった。ある日、IFFに応答しないATが1機、単独で士官学校へ侵攻してくる。 #6 S126 / R457 剣と魔法の世界。マウントヴァッテン独立自治区を治める「王」は、1人の料理人を処刑するか否か、決めかねていた。時を同じくして、隣国「K」がB国へ侵攻する。魔法の使えない平民《プレブス》たちは、王政奪還を目論んで地下組織を結成する。様々な悩みを一人で抱えきれなくなった「王」は、一人の娼婦に胸の内を明かす。

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作品情報

作品名 R.V.169
作者名 Patrick Silvestre
ジャンル 文芸/純文学
タグ 西洋風 近未来 シリアス 短編
セルフレイティング なし
初掲載日 2019年12月15日 19時20分
最終投稿日 2019年12月15日 20時47分
文字数 95,580文字
ブックマーク登録 4件
コメント/スタンプ 4件
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