文芸/純文学 短編 完結済
読了目安時間:14分
総エピソード数:4話
お母さんが自殺した。 お父さんは家出した。 タチの悪い両親がいなくなったことにより、むしろ生活が楽になった女子高生の椎名そら。自分が彼らのようになる前にと、誰にも言わずに首吊り自殺の準備を進めていた。 秋の半ば、場所の下調べのため夜の公園にいたところ、不可思議な喋り方をする女の子に声をかけられる。 コミック百合姫×pixiv「百合文芸小説コンテスト」最終選考作品。
総エピソード数:4話
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2人の未熟な少年と少女が対話を通じて様々なことを学んでいく。
読了目安時間:1分以内
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うた─う【謳う】:人の注意や興味を引くために長所・効果などを強調すること。 女には『言って欲しい言葉』というものがある──。 恋人にこっ酷くフラれた俺を、親友がそう言って慰めてくれた夜に、俺はトラックに突っ込まれて死んだ。 俺は空気が読めない。感情の機微が分からない。告げられてもいないのに『言って欲しい言葉』なんて気づけない。 じゃあ、気づける力でもあれば、人生変わったのか? 勝手にトラック突っ込ませて、俺の現世での余生を奪った女神は何か『チートスキルあげるから魔王を倒せ』だの言ってたが知ったことか! 俺はこの『言って欲しい言葉が分かるスキル』で百人斬りをするっ! その先に、親友の言っていたような幸せと安らぎが本当にあるのか確かめる為に── 俺は、この異世界の果てで愛を謳う。
読了目安時間:1時間32分
作者からの一言コメント
第一回百合文芸小説コンテスト最終選考作品